税理士交代に会計処理の変更はつきものか?
サクッと変更?、ガッチリ不変!?

税務会計処理はどの税理士がやっても同じになる
という点は誤解です。

業種や規模に関係なく、どんな税務会計の処理にも
関わった税理士の判断が反映されます。

税理士の交代には税務会計処理の変更につながる
といった一面もあります。

雑草ではなく木です

交代と変更 どんな意図か?

継続されている事業経営では関与している税理士が交代する
といった機会があります。

後任の税理士は直近の決算書や税務申告書、仕訳帳や総勘定元帳など
税務会計のこれまでの成果を読み込む必要があります。

帳簿や決算書・申告書の読み込みでは数字の確認だけでなく、

  • なぜ、このような税務会計処理を行ってきたのか?

と意図や効果を読み解く工程が欠かせません。

先任税理士の成果を尊重しつつも、現状を鵜呑みには出来ない
という後任としての取り組みの現れです。

交代と変更 ザックリ変更?、ガッチリ不変!?

税務会計処理の見直しといっても一律にリセットできる
というわけではありません

ザックリ変更できる処理もあれば、ガッチリ変えない処理もあります。

たとえば、補助科目の整理。

取引先が長年の経営の間に入れ替わっているにも関わらず
現状取引のない取引先が大量に残っている場合があります。

あるいは取引の実体がわかりにくい勘定科目の使用。

少額の取引だからといってなんでもかんでも「雑費」にしていると、
サブスクリプションサービスなどの管理が放置されます。

経営の管理、取引の実体、効率性の観点からサクッと処理を見直す
といったこともあります。

一方、既存の処理をガッチリと維持する場合もあります。

たとえば、売上や経費の計上に関連した処理。

売上の除外や架空経費の計上は論外であり厳禁です。

加えて、会計処理は現金主義ではなく発生主義・実現主義
といったルールもあります。

利益や課税所得を不適切に操作することがない選択であれば、
ガッチリ継続していく必要があります

交代と変更 ご確認がプラスに!

税務会計処理はカンタンでわかりやすいとは言えません。

むしろ、とっつきにくさが目立ちます。

決算・申告の結果だけ、納税額だけを口頭で確認するだけ(笑)
という方も少なくありません。

帳簿から決算書・税務申告書も経営の成果の一端です。

経営状況の把握や経営計画の裏付けとして欠かせないはずです。

経営者と税理士との協働の成果である決算書・申告書の確認は
経営にプラスになるはずです。

直近の決算書・申告書、現状の帳簿や試算表の確認がおすすめです。

 

蛇足
アイキャッチ画像は外出時に撮影した「アカメガシワ(赤芽柏)」です。
雑草のくせに図太いと思っていたところ、「木」だそうです。
雌雄異株であり、画像は雌花のようです。

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