「数字を固める」が会計処理を効率化する!
決算にグッと踏み込む方言の理解とは?

専門用語はとっつきにくさの象徴ですが、
かっこ良さの一面もあります。

では、業界特有の「方言」は…?

言い回しの理由がわかると納得できるはずです。

和名も外国っぽい?

業界方言 専門よりも業界用語?

専門用語ほどカチッと定義されたことばではないものの
業界では定着していることばがあります。

たとえば、「数字を固める」や「数字が固まる」。

税務会計業界では非公式だけど当たり前のように使われます。

とりわけ、「決算」と関連した処理で登場します

「数字を固める」といった税務会計業界での方言がわかると
処理や対応の効率化につながります。

業界方言 数字を固めると決算のつながりとは?

「決算」の成果は貸借対照表や損益計算書として現れます。

日常の取引を簿記の仕訳で記録していき、決算での処理を経て
貸借対照表・損益計算書の決算書となります。

取引の単純な記録や集計だけでは決算の処理とはなりません。

たとえば、預金の残高。

決算日時点での残高証明書と帳簿上のデータを突き合わせて
データや処理を確認する必要があります。

帳簿残高が残高証明書と異なっていれば誤記入や二重計上、
計上漏れを疑う余地が出てきます。

残高の確認は預金残高に限った処理ではありません。

決算日時点の貸借対照表の科目残高のあるべき金額(数字)は
カチッと固める対象となります

複式簿記は借方と貸方の同額の金額を計上する仕組みなので
貸借科目の残高を固めることが決算整理となっていきます

業界方言 メリハリをつけて固める!

決算のための会計処理には資料やデータの裏付けが必要です。

ダンボール箱に満載のレシートを連想しがちかもしれません(笑)。

資料やデータは必要ですが、闇雲に集めるのではなく、
優先度・重要度といったメリハリが大切です。

年次決算に限ったことではありません。

毎月ごとの月次決算でも「数字を固める」過程があります。

年次決算にまとめて決算整理をすることも可能ですが、
数字を固めるまでに時間を要します。

月次決算段階からの対応は年次決算での効率化だけでなく、
決算以前からの対策・検討をとる準備にもなります。

「数字を固める」といった税務会計業界の方言がわかると
会計処理の効率化にグッと踏み込めます

 

蛇足
アイキャッチ画像は実家に咲いていた「ジャーマンアイリス」です。
和名は「ドイツアヤメ(独逸菖蒲)」だそうです。
ジャーマンアイリスでもドイツアヤメでも異国感はありますね。
別名は「レインボーフラワー」だそうです。

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