きちっと入力していてもズレる理由とは?
会計処理の目的と段階をかみ合わせる!
会計処理は「きちっと」と仕上げていくことが理想
という印象があります。
間違いありません。
とはいえ、「きちっと」の目的や段階がズレていると
ギクシャクした状態が続きます。

涼しげなズレ
きちっと どやっ!?
業種や規模に関係なく、事業経営のお金の管理に対して
ルーズと思われたい方はいません。
できれば完璧に、それでなくとも「きちっと」したいはずです。
実践されている方は少なくありません。
- 請求書・領収書等、証憑を漏れなく保管
- 溜め込むことなく会計処理、ソフトに入力
「どやっ」という表情をされるかもしれません(笑)。
上記の会計処理に間違いがあるわけではありません。
他方、税理士と会計処理の当事者での「きちっと」がズレる
といった状況は珍しくありません。
きちっと 目的と段階のズレ
会計史ソフトへの入力は会計処理のゴールではありません
という指摘があります。
日付・金額・取引先・勘定科目・消費課税区分をソフトに入力で
仕訳帳も総勘定元帳も試算表も作成できます。
会計処理に必要な構成要素が十分なきちっとした入力です。
ただし、会計・税務上「きちっと」していることは別の問題です。
たとえば、5万円のガジェットを購入した場合、
- 事業に関連 (借方)消耗品 (貸方)お金
- 内容が不明 (借方)仮払金 (貸方)お金
- 私的な購入
- 法人 (借方)役員貸付金 (貸方)お金
- 個人 (借方)事業主貸 (貸方)お金
勘定科目や消費課税区分のちょっとした違いしかないのでは?
という見方には大きな誤解があります。
「きちっと」した税務会計処理の着地点は決算書・申告書です。
仮払金や役員貸付金といった勘定科目を放置しておかない
「きちっと」した対応が税理士にはあります。
きちっと 役割と協働で負担減
会計処理の着地点までを「きちっと」経営者だけで完了させる
ということは負担が過大です。
一方、すべて税理士に丸投げでは会計データを経営に活かす
という点で不十分です。
会計処理の「きちっと」を目的や段階に応じて分ける、
税理士との協働がおすすめです。
- 経営者側 現状の記録と把握
- 税理士側 税務会計上の適切な処理
毎月の「月次(げつじ)」でも「年次」でも役割を分けておくことで
負担の軽減と適切な対応も達成できます。
「どやっ」といった表情をとっても税理士とのズレがなくなります(笑)。
蛇足
アイキャッチ画像は外出時に撮影した「アガパンサス」です。
蒸し暑い7月でも涼しげに咲いている印象があります。
撮影当事者は暑さでグダグダでしたが(笑)。
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