オンライン化は応用じゃありません しょっぱなからでOK

ひょっとしたら、もしかしたらの誤解を解いておきましょう。

オンライン化は応用じゃない 便利といわれても踏み切れない理由

2020年(令和2年)のコロナ禍の影響とは別に、オンラインでの手続きは今後も強まります(断言)。

ペーパーレス化や脱ハンコの流れもオンライン化推進のための一貫といえます。

オンライン化推進の背景には効率性の重視もあります。

そして、何よりオンラインでのサービスの利用や提供が安く・手軽にできるようになったことが重要です。

とはいえ、そうしたオンライン化の流れとは逆に、未だに利用をためらう方も多いようです。

不安の要因は、いくつかの理由が重なっています。矢印の右側のコメントは、私のツッコミです。
・現状を変化させたくない ← お金も人でもかかります
・パソコンやスマホを利用したことがない ← サポートがあれば可能ですね
・お金がかかる ← かつてより安価です。長期的に有効です。
・既存の環境を利用しきれていない ← 今回のお題

こうした不安のうち、大きな誤解となっているのが、既存の環境の利用の後にオンライン化という誤解です。

オンライン化は応用じゃない オートマだけでも充分、という発想

コンピューターやオンラインの処理からは少し離れて、車の運転で問題をとらえ直します。

普通自動車の免許は、オートマ車限定かマニュアルに分かれます。
マニュアルで免許を取得していれば、オートマ車の運転も可能です。
(マニュアル>オートマ車限定、マニュアルが上位互換の免許といえます)

歴史的には、免許の整備はマニュアル→オートマ車限定です。

だからといって、オートマ車を運転するためにマニュアル免許を取る必要があるわけではありません。
マニュアル車の運転ができなくても、オートマ車の運転には差し支えありません。
(オートマ車しか運転しないのに、マニュアル免許まで必要ではオートマ車限定免許の設定が本末転倒です(笑))

オンライン化も上記の車の免許の例えに似ています。

これまでオンラインでのサービスの利用を試したことがなくても、オンラインサービスの利用には差し支えありません。

むしろ、オンラインサービスの利用に一元化してしまえばすっきりします。

たとえば、ファクスを充分に利用してからメールを利用するのではなく、ファクスではなくメールに切り替えるといったところです。

オンライン化は応用じゃない 無料サービスから利用する

オンラインサービスには、行政機関が提供しているものや民間企業が提供しているものがあります。

このうち民間企業が提携しているサービスは、無料のサービスが多数あります。

また有料サービスであっても、試用期間や機能限定で無料で試せるサービスも多数あります。

気になるサービスがあったら、ウェブで情報を収集することと並行して、無料サービスを利用してみることもおすすめです。

少しずつ試してみることは、 急激に慌てて迫られる変化よりもストレスが小さくなります。

パソコンやスマホに慣れていないからこそ、しょっぱなからオンラインでのやりとりに余分な抵抗が少ない面もあるはずです。

 

蛇足
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