税理士が追加で資料をお願いする理由とは?
ヒアリングの限界をスルー!
税務会計業務は処理がルーティン化すればともかく、
立ち上がりがスムーズとは限りません。
経営の当事者が定型的な処理と資料と思っていても、
追加で税理士が資料をお願いすることがあります。
前向きに限界をスルーしていく過程があります。

幸福が舞い落ちた?
限界スルー ヒアリングは大切だが…
税理士業で事業経営の関与を依頼された場合には
必ず経営者や担当者へのヒアリングを行います。
事業の規模や組織の形態、事業の内容にかかわらず、
採用されている税務会計処理には特徴があります。
税務会計処理は紋切り型、どの事業者でも同じ型
というわけではありません。
適切で効率よく、実行が継続できる処理方法が
試行錯誤されているはずです。
当事者にヒアリングすればサクッと全容がつかめる
という期待がヒアリングにはあります。
他方、期待通りばかりとは言えません(笑)。
限界スルー ヒアリングでの手詰まりとは?
関与開始段階での経営者へのヒアリングは大切ですが、
一方で限界もあります。
たとえば、前任の税理士に丸投げの場合。
- 税理士 毎月の処理の流れを教えてください。
- 経営者 税理士さんに必要な書類を送ってました
- 以上(笑)。
必要な書類にはどこでも共通する銀行口座などのデータもあれば、
当該事業者のみで使用している資料やデータもあります。
「丸投げ」で資料やデータを対応している場合には、
- 資料やデータの必要性や使用状況がブラックボックス化
というヒアリングの限界に行き詰まることがあります。
限界スルー 追加の資料をお願いします!
ヒアリングは大切ですが尋問や自白を期待するわけでもありません(笑)。
税務会計処理は裏付けをしつつ、継続した処理が重視されます。
前期だけでなく、過年度の決算書や税務申告書を参照して、
さらに関連した資料やデータから処理や判断を考察できます。
関与を開始したばかりの税理士からはやけに追加の資料やデータを
請求されるかもしれません。
もたもたしている印象かもしれません(笑)。
ヒアリングの限界をスルーして経営者の負担を削減している
とご理解いただければ幸いです。
適切で効率的な税務会計処理の実行や改善は大切ですが、
従前の処理を蔑ろにしない裏付けが無視できません。
蛇足
アイキャッチ画像は散歩中に落ちてきた「コウモリ(蝙蝠)」です。
事情は不明ですが、散歩中にポテッと足元に落ちてきました。

仰向けだったのでひっくり返しておきました。
アジア文化圏では蝙蝠は幸福につながる吉祥の動物だそうです。
カステラの「福砂屋」のロゴも蝙蝠でしたね(笑)。
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