お葬式のあげ方をChatGPTに尋ねるか?
一人で抱え込まないための準備とは?
それほど若くもない歳になると、気がかりになるのは、
冠婚葬祭での振る舞いです。
とりわけ葬儀は唐突に当事者になることもあり、
戸惑うこともあります。
慌てないための準備とは?
葬式とChatGPT 誰も教えてくれない!?
「そんなこと教えてもらったことがない」というセリフは
歳を重ねた方からも聞かされることがあります。
たとえば、確定申告。
事業を始めたはいいものの、記帳や決算・税務申告の備えがなく、
申告期になって慌てる方がいらっしゃいます。
納税の義務があるわけなので、教育の機会があってしかるべき
という発想であれば無理もありません。
「租税教室」導入の理解も進みそうです(笑)。
あるいは、家族の葬儀。
義務ではないものの、執り行わないことも避けがたい
といった対象です。
他方で、葬儀のあげ方を教わる機会は少ないはずです。
唐突に当事者になる可能性もあり、不安になります。
葬式とChatGPT 回答は適切か?
情報不足が不安の原因であれば、ウェブ検索の利用が定石です。
加えて、生成AIのChatGPT-4oも利用することができます。
以下は私とChatGPTとのやりとりです。
適切な指示です。
長寿高齢化や家族・親戚の都合上、家族葬も増えています。
時代や故人・遺族当事者に沿った判断による葬儀の違いがあります。
葬儀(通夜・告別式)は、喪主などの遺族だけで執り行えるとは言えません。
葬儀の運営を依頼する外部への依頼も必要です。
定石でのアドバイスです。
葬儀は終了しても、関連する法要もあれば相続手続きもあります。
ChatGPTの回答は葬儀一時点に限定しておらず、配慮されている印象です。
葬式とChatGPT 一人で抱え込まない
ChatGPTの回答に留意しておけば、知識不足や的外れといった
残念な事態は防げそうです。
とはいえ、ChatGPTの回答は個別性やローカル、宗旨を完全にフォロー
とはいえません。
実際の葬儀の執り行いでは、上記以外の決定事項が多々続きます。
- 連絡する僧侶・お寺は一つ or 複数?
- 地元新聞に訃報を掲載するか?
- 供花・供物の名札の並び順
- 焼香の順序
- 葬儀の挨拶は通夜と告別式ともに喪主か?
- 香典の管理
- 受付を引き受けてくれた方への対応
- 通夜・告別式後の遺族・親族との食事
- 葬儀後の職場等への挨拶 etc
とりたてて特別な要素は見当たらないはずの葬儀とはいっても、
喪主・遺族にとっての決定事項は多々あります。
自分のアタマで考える発想は大切ですが、近親者や経験者の意見も
短期の応対では必要になります。
協力やサポートを通じて教わることもあります。
ごもっともですね。
蛇足
アイキャッチ画像は散歩中に撮影したシモツケです。
花ですが、フワッとした印象で特徴があります。
蛇足2
ChatGPTには個別の宗派への質問も可能でした。
実家が浄土真宗大谷派なので、限定した質問もしてみました。
葬儀や「法名」・「おかみそり」といった局所的な照会にも
ChatGPTから回答が得られました。
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