お仕着せの解説や図解は再編集する!
当事者目線のわかりやすさに作っていく!
税務会計の仕組みは複雑でわかりにくいが定番です。
シンプルな制度に変えていく「改正」は進まず、
かえって複雑さがましていく一方です。
解説や図解を利用していく機会はありますが、
当事者目線での利用が欠かせません。

誤解していました
再編集 期待できない改正!?
ちょっと利用をためらい避けていることばの一つに
「改正」があります。
字面だけをみるとシンプルにわかりやすくしていく
ポジティブな印象があります。
他方、現実の「税制改正」などは本来目指すはずの
「簡素」から遠ざかることばかりです。
制度が複雑になりつつも対応していく必要があります。
出典・根拠にあたっていくことが最優先ですが、
解説や図解を利用する機会もあります。
解説や図解はわかりやすさを考慮されているはずです。
とはいえ、当事者目線を優先した編集が最優先です。
再編集 お仕着せのままで利用できるか?
税務会計では、
- 判断の過程が連続する
- 場合分けでの判断がともなう
といった仕組みに直面すると負担を感じます。
たとえば、固定資産や消耗品の会計処理の選択。
取得価格ごとに費用処理の選択肢があります。
中長期での計上額が同じでも短期の損益には影響します。
ザックリとでも判断に役立つ図解に期待したくなります。
ChatGPTを利用すると以下の一覧が出力されました。

悪くはなさそうですが、判断の資料として利用するのであれば、
- 判断の「手順」を上から下へ配置
- 判断の「場合分け」や「条件分岐」を左右に配置
といった工夫の余地があります。
今度はGeminiに依頼してみます。

気軽にAIにプロンプトさえ渡せばいいわけです(笑)。
再編集 判断の過程も大切に!
税務会計の仕組みがシンプルでわかりやすくなるとは限りません。
むしろ複雑になることを想定せざるを得ません。
識者やAIが解説や図解を作成して利用できますが、
判断は当事者の役割として残ります。
お仕着せの解説や図解に納得がいかなければ
当事者目線での再編集が選択肢となります。
AIの利用は魅力ですが、こちらも鵜呑みにはできません。
上記の2つの表の少額減価償却資産の金額は2026年4月以降は
40万円となります。
お仕着せの解説・図解、AI、税理士との協働を活用して
複雑な決定を続けていくことになります。
解説や図解の再編集では判断の過程がわかる工夫がおすすめです。
■参考文献
- 中田亨「「マニュアル」をナメるな!」光文社新書 2019年
蛇足
アイキャッチ画像は外出時にみかけた「エゴノキ」です。
近くにドウダンツツジがあり花の雰囲気が似ていたので
うっかり巨大化したのかと誤解していました(笑)。
クマバチがブンブン飛び交っていました。
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