実家の親と格安SIM とならなかった顛末

またも落とし穴。


SIM交換用。

実家の親と格安SIM スマホ移行後

2018年11月に私と実家の両親そろってガラケーからスマホに移行しました。
(ガラケーからの卒業機会 自分も家族も)

私はスマホへの移行後、スマホを利用してのキャッシュレス決済の利用、ブログを始めたことでのカメラやアプリの多用、各種クラウドサービスの利用とそれにともなう2段階認証でのスマホ利用と日々スマホを使っています。
(ただし、ゲームはまったくしていなかったり、スマホでの動画視聴もしていなかったりではあります)
私はスマホの電話利用はおまけと考えているのですが、それでも今後の利用を考えると大手キャリアから格安SIMへの乗り換えも必要かと考えていました。

一方、両親はスマホに変えてから料金が上がったとクレームが出ていました。

ガラケーからスマホへの移行では、当初の想定していた利用や金額と実際の利用や請求金額の差異を見直す機会が不可欠です。
金額が口座引き落としのためか、つい惰性で契約が続きがちになります。

実家の親と格安SIM 更新月とMNP

ドコモを利用していたので、解約しての格安SIM移行では「更新月」がきっかけになりました。
更新月は、2年間の契約を前提に料金の割引をすることにより発生します。
私の場合、2020年3月が更新月だったので、3・4・5月が更新月となり解約金(約1万円)がかからなかったわけです。
(「dアカウント」のIDとパスワードでスマホからも確認できます)

格安SIMへの移行は、更新月にMNPをウェブより取得して、格安SIMを取得・契約することになります。
ここで落とし穴がありました(またかよ(笑))。

まず、更新月が私と両親それぞれがバラバラだったことです。
ドコモでの契約が「ファミリー割引」で、スマホ移行時に私が契約を進めていたので更新月も同じと誤解していました。
しかし、更新月は当初の契約(この場合はガラケーを契約したとき)で規定されていました。

さらにMNPの取得もウェブから済ませるつもりが、「ファミリー割引」での契約のため店舗へ出向く必要が生じました。
(ウェブ上で処理をしようとすると「30826」というエラーが出ます)
コロナウイルス騒動の影響で来店予約がとりにくく、手間取りました。

実家の親と格安SIM 格安にならない可能性

更新月のズレによる解約金発生も落とし穴でしたが、さらに気がかりな点もありました。
スマホの利用状況です。
両親はデータより通話利用が中心で、さらに父と母で通話料金にも差異がありました。
また、データの使用量も少なかったので、両親は今回は料金プランの変更に着地しました。

私はドコモを解約して、格安SIM(「OCNモバイルONE」)に移行しました。

今回の件では、格安SIMの移行も利用状況や利用するユーザー次第かという印象が残りました。
両親の解約金がかからなかった場合でも、通話中心でデータ利用量が少なく、トラブルを懸念してセキュリティサービスを多用した場合を想定すると、「格安」を期待できない可能性もあります。

家族でのスマホの料金を見直しをする場合は、利用状況(通話・データ)や更新月などの契約内容をまず確認した方が空回りを防げます。

 

蛇足
格安SIMに変わりましたが、結局ドコモ回線利用です。

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