罹災証明書申請もマイナポータルから可能です!
災害対応もDX化!

災害対応でもDXが確実に進んでいます。

災害発生後からでも対応できるかもしれませんが、
事前の知識や準備も役立ちます。

罹災証明DX 申請にひっかかる?

2023年(令和5年)5月5日能登地方で地震が発生しました。

震度6強という大きな地震だったこともあり、家屋や事業所で
倒壊・損壊といった被害が多数発生しました。

地震からの復旧復興では被災状況の片付けとともに、
「罹災証明書」の申請も欠かせません。

事後対応の書類として申請する必要があります。

災害被害の大きかった珠洲市のウェブサイトでも申請について
告知がされています。

窓口や必要な申請書類も参照できます。

非常時だからこそ必要な情報発信ともいえますが、
一点ひっかかることがあります。

添付資料です。

災害被害の確認のために写真等が必要なことは理解できます。

反面、プリントアウトや印刷といった手間がかかります。

アナログ対応の負担があらわになります。

罹災証明DX マイナポータルから申請

珠洲市の罹災証明書申請のサイトでは上記アナログ申請の他に、

  • マイナポータルからのオンライン申請

といったデジタル・オンラインでの申請も紹介されています。

申請の手順は以下の通りです。

マイナポータルにアクセスすると下記の申請フォームがあります。

まず、申請を行うための動作環境をチェックします。

スマホからの申請も可能です。

マイナポータルからの申請では電子証明をおこないます。

マイナンバーカードやカードの利用が可能なことも確認対象です。

罹災証明書の発行申請は下記の順で進めます。

申請者情報などはマイナンバーカードから自動連携できます。

「step4.添付書類登録」では写真等を添付します。

対応しているファイル形式は下記の通りです。

申請システムの仕様上、添付書類は必須です。

あらかじめ被災状況をスマホで撮影しておく必要があります。

必要な事項の入力やデータの添付が済んだ後は、
電子証明書により申請が完了となります。

罹災証明DX 災害対応とつながる日常

残念ながら地震に限らず災害はなくなりません。

防災に向けた取り組みや被災後の対応措置を含めた準備を
進めていくことになります。

災害に限定した対応や準備もあります。

その一方で、罹災証明書のオンライン申請では、

  • スマホやパソコン
  • マイナンバーカード

といった災害とは無関係に利用するモノや仕組みが
負担を軽減してくれます。

日常生活と乖離しない災害対応がデジタルだからできる
という例になります。

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蛇足
能登地方での地震被災での復旧復興が本格化しています。
一方で、下記のような詐欺の注意喚起も発出されています。

一般家屋の被災だけでなく、事業所も被災しているので、
災害後の修理詐欺には注意が必要です。

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