ダイレクト納付届出はオンラインで!
振替納税は常にベストな納税手段か?

今回の記事は納税関連なのでカテゴリーは「TAX」です。

ただし、「災害」タグも付いています。

環境の変化で選択肢が変わる一例です。

ダイレクト納付 納税までが確定申告

確定申告の時期になると各種の問い合わせが増えます。

必要な書類であったり、取引が確定申告の対象であるかどうか?etc

比較的少ない問い合わせの対象は納税手段です。

納税金額こそ関心は強いものの、納税手段となると
それほど関心は強くないかもしれません。

とはいえ、課税当局にとっては納税は重要な管理対象です。

納税者の協力を促す各種の納税手段がが用意されています。

検証してませんが、国税庁のサイトで最もカラフルな情報発信です。

意気込みが感じられます(笑)。

個人であれば、銀行口座からの引き落としである「振替納税」が
手軽な納税手段印象です。

申告をして口座残高さえ確保しておけば納税が完了します。

納税時期が4月半ば以降という面でも余裕をつくれる手段です。

一方で、振替納税を選択すると振替日まで納税が完了しない
とやや落ち着かない面もあります。

サクッと納税を完了させる手段として「ダイレクト納付」があります。

ダイレクト納付 ダイレクト納付開始はオンラインで!

「ダイレクト納付」は、

  • 納税者がe-Taxを通じて、
  • 銀行口座から納税を完了させる
  • 国税税目全般に利用できる
  • キャッシュレス決済

による納税手段となっています。

インターネットバンキングが未利用でも選択できます。

利用に際しては届出が必要です。

書面での利用届出も可能ですが、オンライからの手続きがおすすめです。

外出不要かつ短時間で済ませることができます。

ダイレクト納付利用の手続きはe-Taxソフト(WEB版)から可能です。

「e-Taxソフト」とはいってもウェブ・オンラインのサービスです。

あらかじめe-Taxより電子申告に必要な「開始届」を済ませ、
「利用者識別番号」を取得しておくとスムーズです。

「メインメニュー」の「申告・申請・納税」に進みます。

「新規作成」に進みます。

ダイレクト納付利用届出」を選択します。

ダイレクト納付で利用する口座は、納税者本人名義のみ・屋号付き不可です。

届出の入力前に個人情報の取扱いに同意する必要があります。

必ずアクセスして、チェックマークを入れる必要があります。

届出の手続きではダイレクト納付で利用できる金融機関かどうか
確認しておきます。

利用できる金融機関であれば、以降の処理はe-Taxから金融機関のサイトに移ります。

下記は北國銀行(金沢市)での受付画面です。

口座の支店(番号)・口座番号・暗証番号を入力する必要があります。

全てを入力すると届出の受付が完了します。

e-Taxの「通信結果・お知らせ」より受付が済んだことが確認できます。

書面であればダイレクト納付の利用まで1か月を要しますが、
オンラインからであれば約1週間と短期となります。

ダイレクト納付 振替納税は常にベストな納税方法か?

個人での納税では「振替納税」が納税手段としてメジャーです。

ただし、ベストな納税手段とは言い切れません。

状況や環境の変化次第で手段として期待できない可能性もあります。

たとえば、「令和6年能登半島地震」。

1月1日に発生した地震により広範な地域で甚大な被害となりました。

能登地方全域での被害が発生して、納税の期限も延長されました。

被災者や被災企業への配慮であり当然の措置です。

一方で、被災地域を石川県・富山県と指定したことにより、
全国的な対応の振替納税が機能しない状況ともなりました。

振替日は後日発表されるとアナウンスされています。

振替納税を選択している納税者にとっては申告完了までが
未決定といえる状況が生じる一面もあります。

常にベストな選択肢が利用できるとは限りません。

「ダイレクト納付」での納税も有力な選択肢となります。

納税手段の変更でお金の管理や申告手続きの見直しも
並行して進める課題となります。

 

蛇足
e-Taxソフト(WEB版)のカラーリングは目に優しい印象です。
国税庁サイトの「選べる納付手段!」一覧と作成者が異なる
ということがデザイナーでない私でも確信できます(笑)。

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