効率化を進めるために当事者目線が必要です!
AIより優先する検索対象とは!?
アタマではわかっていても、実行できないことがあります。
最初の一歩の埋め方がキモですね。
効率化と当事者 それでも変わらない光景
2020年(令和2年)からのコロナ禍以降、
なんやかんや言いつつも、
- リモートワーク
- ペーパーレス化
- 脱ハンコ
に違和感がなくなってきました。
反面、そうした変化になじんでくると、
変化の乏しさに違和感を覚えたりします。
たとえば、金融機関。
ある金融機関でのスタッフのデスク周りでは、
- パソコンと汎用的なキーボード
- スキャナ
とシンプルな構成だったりします。
その一方で、別の金融機関では、
- 専用キーボード?
- 書類収納用のケースとクリアファイル
- ハンコ・スタンプ
と変化の感じられない光景だったりします。
とはいえ、変化の受け入れは組織の規模の違いだけではない
ことは個人レベルでも当てはまります。
効率化と当事者 お金と知識は先送りOK
個人レベルでもICTの進展はプラスです。
とりわけ、お金と知識。
パソコンや周辺機器、ソフト・アプリが低価格であっても、
一定以上の効率化や成果が期待できます。
知識の不足も補いやすい環境です。
AIを利用した「ChatGPT」や「Perplexity」などを利用すると、
大規模なバックアップすら期待できます。
通り一遍の知識であれば、不足の心配は少なくなりました。
また、ウェブ上のサービスやアプリでは無料で利用できる
とったケースも目立ちます。
有料の場合でも、サブスクリプションを利用することで、
導入コストが抑えられます。
一見すると、効率化へのルートは約束されている
といった印象があります。
それでも効率化に踏み切れていない場合であれば、
- 体験や実感が欠けている
ということが指摘できます。
効率化と当事者 AIより優先する対象
「ChatGPT」や「Perplexity」に質問を投げかけると、
充実した情報が得られるとともに、物足りなさを感じます。
たとえば、事業所得での確定申告について質問すると、
スッキリした、誤解の無い応答です。
ただし、上記の返答ではあまり参考になりません(笑)。
一般的な知識や定型的な回答を期待するのであればAIは有効です。
それとは別に、
- 実際のエピソード
- 試行錯誤
- 体験
- 失敗
といった個別具体的な実感がAIの回答には欠けています。
ブログやSNS、YouTubeは知識としてはドンピシャではないものの、
当事者の実感が伝わる可能性があります。
効率化に踏み出すときには、お金や知識の裏付けは必要ですが、
- 不安や心理的な負担を下げてくれる当事者の体験・実感の共有
が優先されます。
当事者目線での情報を吸収しつつ、試行錯誤をしてみると、
- 効率化への第一歩だけでなく、
- 次の課題をとらえやすくなる
といった成果につながります。
インプットよりもアウトプットが大切と言われますが、
独自性やオリジナリティはスルーできます。
同じような課題を抱えている当事者の情報発信は、
効率化の第一歩を後押ししてくれます。
蛇足
AIは試行錯誤の過程の情報発信には興味がなさそうです。
メディアの棲み分けには好都合となりそうです(笑)。
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