検索よりも対話がベターか!?
ChatGPTとPerplexityと検索
「鉄板」はサビるから廃れるわけではありません。
利用者の目線での「鉄板」のとらえ方が変わってきそうです。
検索より対話 「検索」の足枷
特定の人名がある行為の名称になることがあります。
たとえば、「パスチャライズ」・「パスチャライゼーション」。
食品の低温殺菌法を確立したパスツールにちなんだ名称です。
あるいは、「検索」を意味する「ググる」。
Google での検索が圧倒的な存在感を占めているので、
それなりに定着していることばです。
2000年代初頭から20年近く、Google での検索が最優先
という状況が続いています。
とはいえ、Google での検索も盤石ではありません。
とりわけ、予備知識が乏しい分野での検索では、
- 何を検索するか?
- どういったことばで検索するか?
- 知識や情報のつながりや関連
といった問題で検索する際にまごつきます。
皮肉ですが、検索結果を想定できない場合には、
膨大な量の検索結果の判別も負担となります。
検索より対話 ChatGPTとPerplexity
特定のことばやキーワードを軸に検索すると一線を画すのが
対話型の「ChatGPT」や「Perplexity」です。
どちらも文章による問いかけに対して、個別の回答を提示してくれます。
ChatGPTは知識の提示だけでなく、創作まで出力できます。
(パッとしなくてもクリエイティブ!?)
その一方で、ChatGPTの回答は玉石混交の一面もあります。
言い換えれば、イイ感じの回答だけと、
- 根拠
- 関連情報
といった提示では必ずしも明瞭ではありません。
知識や理解不足でChatGPTの回答を額面通りに受け取ると、
誤解や欠落に気づかない可能性もあります。
これに対して、「Perplexity」は名称とは異なり、
- 回答に参照情報を提示してくる
という魅力があります。
回答の精度だけではなく、次の展開も期待できます。
検索より対話 「検索」との棲み分け
対話型AIでの現実的な運用が急速に可能になりました。
うっかりすると、対話型AI>従来型の検索と感じそうです。
対話型AIでの検索はこれからさらに魅力が増しそうです。
その一方で、従来型の検索は、
- 予備知識
- 経験
- 想定
がある対象であればスピード感のある利用が可能です。
また、検索対象が必ずしも広範・一般的とは限りません。
TwitterやTelegramといったSNSの利用者は、
- 特定のカテゴリーに偏在する
といった可能性も高くなっています。
たとえば、Telegram利用者と暗号資産の情報のつながり。
(Telegramの導入と日本語化!)
とっつきにくい情報収集さきだからこそ得られる結果もある
という対象もあります。
「ググる」が今後も現役として使われるか、死語になるか不明です。
それとは別に、「検索」の棲み分けた使い方や、
- そもそも調べたのか?
といったツッコミが今まで以上に違いを生み出します。
上記の図式は検索分野の変動とは別に「鉄板」です。
蛇足
アイキャッチ画像はミスドの期間限定ドーナツです。
(ヨロイヅカ式デニッシュショコラドーナツ バナーヌ)
AIが新商品の開発に参加する日も近づいているかな?
と高尚なことを考えることもなくいただきました(笑)。
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