税理士の関与を毎月に変更する際の留意点とは?
目的とスピード感を整える!
税理士が事業経営のサポートに携わるといっても、
頻度や深さに違いがあります。
頻度を減らすことやサポートを縮小することもあれば、
その逆のケースもあります。
毎月の関与に強化する場合、資料だけでなく、
整えておくことがあります。
毎月関与 物足りない!
決算・申告の処理が完了して、納税が済むと一段落です。
スカッと何もかも忘れたくなる衝動に駆られます(笑)。
他方、決算・申告の期限は決算日から2か月が経過する頃であり、
既に翌事業年度は始まっています。
新年度の対応にシフトしていく必要があります。
事業経営の動向次第では、税理士の関与を見直し、
- 関与頻度を少なく隔月・サポートを縮小
- 関与頻度を強化して毎月・サポートを拡大
と変更していくこともあります。
後者の関与を強化する場合、サポート役の税理士だけでなく、
経営者側でも準備が必要になります。
毎月関与 目的とスピード感
年一など頻度が少なく、税理士のサポート範囲が狭い場合、
- 関与は帳簿作成から決算・申告処理が中心
- 申告・納税期限を重視
といった点が経営者にとっての留意点となりがちです。
他方、税理士の関与が毎月といった頻度を強化していく場合、
- 経営のどのような点に着目した管理を強化するか?
- スピード感をはっきりさせる
といった経営者側で整えておく留意点があります。
一口に売上の管理と言っても、
- 製品やサービス別
- 取引先ごと
- 担当者ごと
- 販売チャネルごと
と切り口は異なります。利益率にも当てはまる内容です。
スピード感をはっきりさせる必要もあります。
毎月ごとに管理するとは言っても、遅延が常態化すると、
経営の判断には反映できません。
経理処理の効率化の検討は必要ですが、目的やスピード感次第
といった対応の順序があります。
毎月関与 コミュニケーションも!
毎月ごとに税理士が関与することで経営の管理は強化できますが、
出力されるデータを取り扱う機会が増えます。
売上などの近過去のデータもありますが、適切な処理の結果、
納税の予測など直近の将来の予測も現れます。
税理士の関与頻度を強化することは提供する資料やデータだけでなく、
コミュニケーションの見直しも含みます。
コミュニケーションには時間の確保だけでなく、
- 参照する資料‐試算表、加工した資料など
- 利用する手段‐面談、オンラインミーティング
といった準備もあります。
経営の管理を強化することはおすすめですが、事前の準備が必要です。
蛇足
アイキャッチ画像は事務所側の並木です。
小高い場所なので平地より若干紅葉が進んでいます。
2026年(令和8年)11月石川県加賀地方は秋が深まっています。
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