税務会計のシミュレーションは過程が大切!
精度は足元にある!?
ガチガチで拘束されている印象の税務会計処理ですが、
当事者に有利な選択ができる場合もあります。
「シミュレーション」による分析・意思決定の出番ですが、
結果より「過程」が大切です。
結果に振り回されると判断がブレブレになります。
ギャップ 有利な選択は見逃さない!
会計にしろ税金にしろ体系的なルールでガチガチに拘束されている
といった印象があります。
残念ながら印象通り、融通が利かない面が多々あります。
他方、申告課税の税目では納税者に有利な選択ができる
といった場面があります。
たとえば、個人事業での青色申告と白色申告。
青色申告の各種の特典、帳簿の必要性を理解していれば、
事実上は青色申告一択と言えます。
一方、消費税の「一般課税」と「簡易課税」での選択では、
「シミュレーション」による分析・意思決定の出番です。
ギャップ 結果より過程を優先!
消費税の仕組みは所得税・法人税とは異なります。
一般課税での仕組みは以下の通りです。
- 受取った消費税>支払った消費税 → 差額を納税
- 受取った消費税<支払った消費税 → 差額が還付
簡易課税であれば、事業区分と売上高から納税額を算出、
還付の仕組みはありません。
選択の余地がある場合、一般課税と簡易課税での差異を分析します。
一般課税のシミュレーションでは少なくとも以下のデータが必要です。
- 売上・経費の金額と課税区分
- 購入する固定資産の金額
簡易課税では、基本的には事業区分ごとの売上高のデータが必要であり、
追加として固定資産の売却なども参照します。
シミュレーションと一口に言っても結果は一様ではありません。
投入するデータの精度の違いにより結果が左右されます。
ギャップ 足元から確認!
税務会計上、有利な選択は逃したくありません。
とはいえ、曖昧な理解で期待先行が先行している場合、
捕らぬ狸の皮算用になりがちです。
将来の状況の想定では不確さが避けられない限界がありますが、
- 現在把握できるデータ
- 比較検討している内容の理解
といった面から曖昧さを避けることができます。
取引データから作成されてる帳簿や決算書の精度だけでなく、
シミュレーション対象の制度を理解も必要です。
シミュレーションによる分析・意思決定が有効になる、
将来の負担軽減になる局面はありますが、
- 結果より過程を重視する
- 現状を理解しておく
といった前提は欠かせないことに留意が必要です。
蛇足
アイキャッチ画像は外出時に撮影した「アキノノゲシ」の種子と
フワッとした綿毛です。
綿毛はタンポポの印象が強いのですが、他にもあるんですね。
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