資産と負債は複数のルートで損益に影響する!
一時点だけでとらえない!

会計は難しい印象があるといっても「損益計算」であれば、
売上や経費から理解が進みます。

一方、資産や負債は損益計算とのかかわりがわかりにくく、
オマケのような印象かもしれません。

視点を動かしながらの理解がおすすめです。

カボチャだけじゃありませんね

複数ルート 土地や借入金の影響とは?

会計には複雑なルール、会計処理には煩雑な処理がある
というとっつきにくい印象があります。

他方、会計処理にはルーティン化して慣れることができる
といった一面があります。

定型的な処理に慣れてしまえば、とっつきにくさは弱まります。

売上や経費の損益計算の結果が見える化できてくると、
「損益計算」には馴染みやすくなります。

一方、「資産」や「負債」といった貸借勘定については、
相変わらずわかりにくい印象が残るかもしれません。

固定資産である機械・土地や負債としての借入金から
損益計算への影響を把握しておくことがおすすめです。

複数ルート 時間・保有・利用・処分でとらえる!

資産や負債はストレートに損益計算に登場しません。

時間の経過・保有・利用・処分といった複数のルートで
損益計算に影響します。

たとえば、機械。

取得時点では経費にはならず、減価償却の処理を通じて
耐用期間にわたって経費に計上されていきます。

土地は減価償却の対象外ですが、保有していることで
固定資産税が経費(租税公課)として計上されます。

機械も土地も事業経営の収益を獲得するために利用する
という点で共通しています。

資産は売却・処分により損益計算に影響もします。

借入金は負債であり、直接には損益計算に登場しませんが、

  • 借入の増加→資産の増加→収益・経費に影響
  • 借入の返済→支払利息は経費に計上

と間接的に損益計算に影響します。

複数ルート 税負担も資金繰りも!

資産や負債といった貸借勘定のグループは一時点ではなく、
中長期で損益計算、税負担や資金繰りに影響します。

売上や経費に着目した損益計算はわかりやすい印象ですが、

  • 減価償却や租税公課などの経費
  • 将来にわたる所得税・法人税への影響
  • 資産や負債の変動による資金繰りの影響

といった面での検討を見逃しがちになるかもしれません。

資産と負債は複数のルートで損益に影響します。

会計処理に慣れた段階からは資産や負債の影響も含めて、
事業経営をとらえ直すことがおすすめとなります。

 

蛇足
アイキャッチ画像はハロウィンのディスプレイです。
10月31日の夜に生者と死者の世界が近づき、ご先祖様の魂が戻る
ということでガイコツが登場するそうです。
骨だけなのでスリムな印象ですね(笑)。

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