ChatGPT-4oは実験装置として試してみる!
トリセツ不要だから試行錯誤がおすすめ
実験や試行錯誤では手間がかかることやお金がかかる、
被害や危険性が気掛かりです。
ChatGPT-4oでは、上記の懸念はとりあえず棚上げOK(笑)。
「とりあえず」で試していきます。
トリセツ不要 打算はある(笑)
IT関連の優れた知見や見識はないものの、ITで楽をしたい!
という打算は人一倍あります(笑)。
書籍でもウェブでも、そうした打算に応えてくれるネタは
多々あります。
とはいえ、いくらかの投資が必要であったり、
スキルの習得が必要なこともあります。
たとえば、プログラミング。
絶大な効率性も期待できますが、習得のハードルは低い
とはいえません。
そうはいってもなんとかならんか?、という打算は不滅です(笑)。
ChatGPT-4oを使って、打算を具現化してみます。
トリセツ不要 手書きフローチャートをMermaiid化
フローチャートの作成でマークダウンを利用した「Mermaid」があります。
便利ですが、手書きであればちゃちゃっと描けるフローチャートも
エラーの連発ということもあります。
ChatGPTに手書きを読み込ませて作成できないか?
といった打算的な発想にたどり着きます。
私の打算をよそに(笑)。ChatGPTがサクッと応答してくれました。
なお、上記の回答は当初英語で出力されたので、「日本語でお願い」
と指示を付け加えました。
出力されたMermaid記法をウェブで試せるサイトの提示も要求しました。
提示されたサイトを利用して、フローチャートが作成できるか試してみました。
ほぼ一致といった出来でした。
- 手書きフローチャート→画像データ化→ChatGPTでMermaid記法
打算的な発想でしたが、これからもいろいろ試せそうです。
トリセツ不要 表の読み取ってExcelへ!?
サイト上で示されている「表」を利用して効率化したい
といった発想は定番の打算的な発想です。
たとえば、国税庁サイトの所得税の税率表をExcelで利用する場合。
スクリーンショット→ChatGPTの利用でExcelでの出力は可能か?
と試してみました。
サクッと回答が出力されました。
ただし、Pythonを利用しての回答でした(笑)。
Google Colaboratoryを利用すれば、一挙に解決できるかも
と利用しましたが、出力の設定で頓挫…
次にGoogleスプレッドシートに出力できないか?、と発想を変えてみました。
回答は以下の通りだったものの、試してみると行ごとには出力されず…
ダメもとで、当初ChatGPTが読み込んで示していた表をドラックしてコピーして、
Excelに貼り付けてみたところ、成功しました(笑)。
ChatGPT-4oやその他の生成AIにはこれといった取扱説明書はありません。
効果的なプロンプトは作成されていますが、「決定版」ではありません。
また、生成AIをどのように・どんな状況で・何のために利用するか?
といった利用する側の発想も一律ではありません。
ストレートな成果を得る手段として利用したいChatGPTですが、
打算的でも実験装置として扱うことも魅力です。
期待外れでも、別のアプローチでの成果にたどり着けるかもしれません。
蛇足
今回の実験では、
- フローチャートをもっと丁寧に描くと良いかも?
- PythonをColaboratoryで扱ってExcelの処理にどうつなげるか?
- Google Apps Script(GAS)で同様の実験も可能か?
といった課題が出てきました。
せっかく思いつたので、GASの件は実行してみました。
出力されたコードを指示通り実行してみました。
結果はあっさり目的達成でした(笑)。
試してみないとわかりませんね。
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