実家の親と雪でわかる問題点 オンライン化を先送りしない

頭を冷やして、対策へ。


北陸の湿った重い雪。

雪でわかる問題点 白い悪魔

ついに来たなー、と嘆息してしまうことがあります。
雪国では、やはり雪。

大手のメディアは、素敵な雪景色を伝えます。
冬の叙情性が感じられ、なんだか落ち着きます。

しかし、雪の実態は「白い悪魔」です(笑)。
それ以外の表現は虚言です(断言)。

北陸では、雪は「単品」ではありません。
鉛色の空・雷(停電・落雷)・凍結でのトラブルと負のバリューセットです。

気分も重くなる気象状況です。
とはいえ、気分の問題だけなら、春を待てば解決します。

雪が明らかにする質(たち)の悪い問題は、
・問題を見て見ぬふりをしてしまう
・残念な頑張り方をしてしまう
といったことです。

雪でわかる問題点 マズイ・できないが露呈する

雪が降った後で、実家の町内をみると、マズイ状況が露呈していました。

空き家です。

家屋や敷地に降り積もった雪が空き家であることを暴露します。
いつか・誰かが・何らかの対処をしなければいけないことを突き付ける光景です。

また別の問題では、買い物難民。
買い物だけに限定したトラブルではないので、実態は外出困窮者の存在です。
高齢者とは限りません。
車の所有・家族の都合・身体状況・居住環境により、外出による課題解決が困難なケースがありえます。

雪が降ると、行動の制約が強まります。
・除雪が必要
・除雪のための時間と労力
・外出時間が短くなる
・雪による交通トラブル
普段だったらできるはずのことですら、ままならない状況です。

不要不急の課題なら停止・取り止め・先送りで済みます。

その一方で、生活上不可欠・お金の各種の取扱い・各種の締め切りでは行動が必要になります。

そうした必要で実行に迫られた課題といって、雪害に抗う(あらがう)のは残念な印象です。
・雪害でのトラブル自体を解消していません
・雪害によるトラブルを増やす可能性もあります

雪でわかる問題点 オンライン化を先送りしない

じゃあどうする?

簡潔な方針は、オンライン化での手段をとれるようにしておく、となります。
・通信販売
・インターネットバンキング
・ビデオ会議
・電子認証や二段階認証
・パソコンやスマホの利用

こうした対応策を提示すると、若く・ITに慣れている方へのおすすめと誤解されがちです。

年齢は関係ありません。
これまでIT機器を使っていたかも関係ありません。

問題を見て見ぬふりをしたり、先送りしたくない方へのおすすめです。

 

蛇足
雪による気の重さも春を待てば良いとは限りません。
季節性情動障害(冬季うつ)なら治療が必要かもしれません。
光療法用のライトも販売されています。

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