オフラインでもIT利用を諦めない!
Googleオフラインもキャッシュレス決済も!

ITは強力なツールだけど停電が発生したり、
オフラインだと役に立たない弱点がある。

上記は的外れではありませんが、誤解があります。

災害やトラブル対策を織り込んだIT利用が可能です。

レンチン失敗でも諦めなかったぜんざい

オフラインでも! ITは災害に弱いか?

ITを利用しない日は一日もありません。

IT無しでは仕事も生活もちょっと不便になるというよりも、
成り立たなくなる状況です。

とはいえ、停電や災害といった状況に陥ってしまうと、
ITは使えなくなるのではないかと不安になります。

たとえば、地震。

2024年(令和6年)1月に「令和6年能登半島地震」が発生しました。

発災後は現金が強みを発揮しそうな印象があります。

しかし、現実にはキャッシュレス決済が存在感を示した
という事例が報告されています。
 (「キャッシュレス決済 被災地で活躍」朝日新聞2024年3月27日)

能登半島地震ではPayPayの「オフライン支払いモード」の利用が
活躍したそうです。

利用に制約があるものの、災害直後に多額の現金を手元に置くことなく
決済ができたようです。

オフライン環境だからITは役に立たないといった発想ではなく、
オフライン環境でもITの利用を諦めない一例です。

オフラインでも! Googleアプリをオフラインで使用

パソコンをオフラインで利用する機会は減っています。

ただし、事故や障害発生時にオフライン環境になることはあります。

オフライン環境下でも処理を停めない準備がおすすめです。

たとえば、Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドの利用。

設定と準備さえしておけば、オフラインでも使用可能です。

設定と準備はオンライン状態で行います。

■設定と準備

設定はGoogleドライブにアクセスして行います。

Googleドライブの設定の歯車アイコン‐「設定」に進みます。

設定‐全般‐「オフライン」に進み、チェックを入れます。

上記の設定とは別にChromeの拡張機能「Googleオフラインドキュメント」を
インストールします。

こちらも設定でオフライン利用を可能にしておきます。

■オフラインでの利用

オフラインでのファイルの作成はChromeで「docs.google.com」を入力すると、
下記の作成開始画面となります。

オフラインでのファイルデータはパソコンのローカル保存となります。

オンライン環境下に復帰すると、クラウド上に保存されます。

設定と準備さえしておけば、オフライン環境でも慌てずに済みます。

オフラインでも! オンライン・クラウドを前提にする!

業務の処理はスマホでできる処理もありますが、パソコンが中心です。

さらにパソコンの単体ではなく、オンラインでの利用環境が前提となります。

「クラウド」を冠した会計ソフトやストレージのサービスがありますが、
特定のサービスだけに限った環境ではありません。

仕事や生活と関わるITの利用全般に関わります。

停電や災害に弱い印象のオンライン・クラウドですが、
オフライン併用の対応も進んでいます。

一時的なオフライン環境を判断の基準にはできません。

オンライン・クラウドの利用を前提にしたITの利用が
今後も最有力の選択肢となります。

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蛇足
アイキャッチ画像は「たねや(滋賀県近江八幡市)」のぜんざいです。
おもちをレンジで温めすぎてしまい形がいびつです(笑)。
それでも美味しくいただけました。

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