わがままな家計簿のすすめ
デザインや機能なんてただの飾りです。
わがままな家計簿 ためらわずにスタートしてみる
年末年始には定番の話題があります。
たとえば、新年の目標。
あるいは、日記や家計簿。
どれも年末年始には話題になります。
残念な結果1月末には忘れてしまい、年末に復活します(笑)。
新年から新しい取り組みのスタートというのはわかりやすいもののです。
が、拘(こだわ)る必要はありません。
それよりも、 スタートしてみることで自分にとってプラスになります。
新しく何かを始めようとすると、つい力みが出ます。
高すぎる目標であったり、文体にこだわりすぎる日記であったりです。
家計簿でも、完成度が高く・高機能を求めすぎることもあります。
志の高さは否定しません。
ただし私のおすすめは、しょぼい家計簿です(笑)。
しょぼいを言い換えれば、わがまま・自分の都合優先ということです。
(家計簿をつける 目的と手段次第)
わがままな家計簿 シンプルな家計簿
しょぼい家計簿というと誤解を受けそうです。
けっして記録される金額のことではありません(笑)。
数字を記録していくと、何かしら分析がともないます。
ノートに記録した場合であっても、パソコンやスマホを使っても分析はできます。
支出の金額の合計だけでなく、割合や変動をグラフにより見える化することも可能です。
自分の家計を客観的に見直すためには、そうした処理も必要かもしれません。
とはいえ、分析には前提が必要です。
記録の継続です。
タイムリーで正確な記録が漏れなくあることが重要です。
体裁・デザインや機能性はとりあえず棚上げして問題ありません。
私も自分の家計簿を表計算ソフト(エクセル)を使って毎日つけています。
構成はシンプルです。
日付・科目・金額・支払先と内容のみを入力しています。
これだけの情報があれば、ピボットテーブルを使って集計や分析が可能です。
各月ごと・各勘定科目ごとの集計もピボットテーブルで集計できます。
わがままな家計簿 柔軟な家計簿
自分で家計簿を作るメリットを考えてみます。
紙の家計簿であれ、パソコンやスマホで使う家計簿であれ、
既成の家計簿には完成度の高さが期待できます。
その一方で、自分の欲しい情報が えられるかはわかりません。
私がつけているシンプルな家計簿では、特段の機能はありません。
しかし、自分の好みで情報を追加することもできます。
私の家計簿では決済方法(支払手段)を入力できるようにしてあります。
生活の中で、どれだけキャッシュレス化が進んでいるか気になったからです。
決済手段のデータがあるので、オリジナルな分析が可能です。
表計算ソフトの入力とピボットテーブルだけに絞ったシンプルな家計簿です。
それでも、使っている私には意味のある情報の集積です。
自分の生活を見つめ直したい方には、シンプルで柔軟な家計簿がおすすめです。
蛇足
お金の支出だけではない記録もとっています。
(消耗品は金額も利用パターンも確認しておく ついでにNotionを使ってみる)
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