「節税」目的や残念な買い物とは? 12月の買い物は新年のために!
残念な買い物をしていたということに気づいていなかった
という残念な経験があります(笑)。
こちらは正解の買い物
残念な買い物 嗚呼年賀状…
12月・年末という1年の終わりがみえてくると、
「今年のうちに」という発想が強まります。
そうした対象の一つに年賀状があります。
新暦でも旧暦でもお正月の間に届けばOKと考える私
とは異なり、実家の親にとっては元旦到着が必須…
かつて私が親の年賀状作成していた年末にプリンターが故障、
慌てて新しいプリンターを買いに行ったことがあります。
年賀状を作成する、元旦に届くようにするという点では
プリンター購入は間違ってはいませんでした。
しかし、年賀状の作成という発想を見直していれば
そもそも慌てるトラブルは発生しなかったはずです。
(DX効果をリアルに実感! 年賀状オンライン化から1年後の振り返り)
お金を使うことで便利になったり、トラブル回避はできますが
残念なお金の使い方という可能性もありえます。
残念な買い物 節税?、必要?、残念!
年末や年度末で経営成績が黒字と見込まれると、気になるのは
納税の負担額です。
売上の除外や経費の水増しといったタブーを避けて節税するなら、
経費の計上漏れは防ぎたいところです。
経費の計上漏れという発想の延長には、経費に計上できる買い物を
前倒しすることにつながっていきます。
どうせ必要ならば、黒字で税負担が大きくなる「今年のうちに」
経費の計上になる買い物を済ませる発想です。
会計や税金の仕組みからみると間違ってはいません。
とはいえ、正解やおすすめといえるかは別問題です。
経費に計上できる、節税につながる買い物といっても、
- お金が流出する
という点は見逃せません。
また、お金を使うことが必ずしも
- 生産性や効率性の向上につながらない
といった残念なケースも考えられます。
上記の年賀状のケースでは、プリンターを買うのではなく、
年賀状の発注をオンライン化することがベターでした。
残念な買い物 12月はプレ新年
12月を年末、1年間の終わりととらえると買い物でも
節税でも残念な発想にはまりそうです。
会計の決算処理では、棚卸の整理が重要です。
年末(期末)の商品や在庫を確定させないと、
- 売上原価
- 売上総利益
が未確定のままになります。
棚卸の整理の結果である期末残高は、新年の期首残高
でもあります。
- 今年の期末残高=新年の期首残高
会計の一連の処理がわかっていると、年末や年度末での
残念な買い物での節税に振り回されることが防げます。
12月は年末でもあり、プレ新年とみることもできます。
蛇足
アイキャッチ画像のデニッシュパンは以前紹介した
アウトレットで購入したものです。
(ボローニャを工業団地のアウトレットで! in白山市)
ジャムは別のお店で買ったものですが、偶然原産国が
デンマークでした。
パンもジャムもシナモン入り、デンマークつながりで
偶然が重なりました。
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