マニュアルをみてから始めるか? スマホとガラケーと確定申告
正解は一つじゃないのも魅力です。
このおいしさは正解(森八・金沢市)
マニュアルみる? スマホとガラケーの違い
ガラケーからスマホに変わったときに不安になったのは、
操作マニュアルがなかったことです。
ガラケーを使っていたときには、少々鬱陶しいほどの
マニュアルが添付していた記憶があります。
それに比べて説明がスカスカなスマホ…
当初はタッチ操作で直感的にわかるはずだからかな?
とマニュアルレスをとらえていました。
実際にスマホを使ってみると、
- アプリの更新が頻繁にある
- アプリの追加や削除も日常的に行う
という使用状況でした。
テキスト化した、書籍型のカチッとしたマニュアルでは
変化に対応できないわけです。
スマホに替えたときに書店で購入したマニュアルは、
早々にお蔵入りしました。
マニュアルみる? いつの間にか変わった!?
スマホ(やアプリ)だけでなく、ウェブアプリでも魅力的な
機能やサービスがあります。
無料で試せるケースも多いので、気になったら試しています。
試行錯誤や実践、アウトプットが大切ではありますが、
それでも参考にできる情報が欠かせません。
とはいえ、ウェブでのサービスを利用しようとする場合、
書籍化されたカチッとしたマニュアルは期待できません。
試しに利用している間でも仕様が変更されます。
たとえば、私が利用しているウェブアプリでも
- WordPressのプラグイン
- Evernote
- Google アプリ
といった日々使っている対象でさえも日々変わっています。
WordPress のプラグインでは「自動更新」の設定が常態化
しています。
ウェブでのアプリやサービスを利用するときには、
- ウェブ上の情報(ブログ・YouTubeなど)
- 投稿の履歴(最新)
- 利用状況
などを確認して対応することになります。
一見すると場当たり的な対応ですが、サービスやアプリが
更新され続ける環境なら合理的な対応になります。
マニュアルみる? 変わらないコアはがっちりと!
スマホやウェブアプリ・サービスを利用していると、
- 仕様がいつの間にか更新されている
- カチッとしたマニュアルに期待しない(できない)
- 必要な都度調べればOK
といった環境と付き合うことになります。
確定申告、電子申告e-Taxの手続きでも変化はつきものです。
マイナンバーカードの利用に必須だったカードリーダーが
スマホで代替できるようになったことも一例です。
(e-Taxでカードリーダーが不要になりました!)
その一方で、巨視的には変化していないコア(核)もあります。
- 確定申告の一連の手続き
- 青色申告制度
- 所得区分
- 所得控除
詳細な制度の変更は税制改正で行われますが、
いつの間にかではなく「定期更新」といえます。
カチッとした制度をとらえるマニュアル(手引や税法)や
判断を支える税理士が有効な局面があります。
会計や税金の対応ではウェブサービスの利用とは異なる
付き合い方がおすすめです。
蛇足
車にも分厚いマニュアルが付属しています。
テスラのようにソフトの更新が前提になると
車の扱い方も変わるかもしれませんね。
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