業務の効率化の射程を広げる!
固定化された経営の課題を解消へ!
「効率」の2文字と縁のない日はありません。
無視できないとはわかっていても、食傷気味になります。
効率の射程のとり方を見直すとスッキリしそうです。
効率の射程 狭くとりすぎ?
効率的に…、効率を上げて…、効率を重視すべき!
といったことは耳タコかもしれません。
私も勤務時代に「効率」の2文字を見かけると、
またか?と食傷気味でした。
効率化は大切ではありますが、「させられる」側にいると、
目前の業務に追い立てられる切迫感が強まります。
効率化が直近の業務の時短化に集中することで
息が詰まりそうになりました。
また、効率化の成果が次の業務の登場と重なると、
効率化にネガティブな印象がちらつきました。
効率化に何の得があるのか?、という疑問が出てくると、
効率化にとってはブレーキとなります。
効率化のブレーキはよく効きます(笑)。
効率の射程 広げないとッ!
税理士として独立してみると、時間が足りない一方で、
課題が多々あることに気付かされました。
- 移動する
- 人と会って話をする
- 複数の選択肢を用意する
- 事後的なフォローをする etc
検討や選択、実行を限られた時間の仲で取り組むと、
効率化が大切なことが実感できます。
効率化を「させられる」側から「する」側に変わると、
- 効率の射程を広げる必要がある!
といったとらえ方が加わります。
ツールの導入や利用による効率化だけではなく、
- やる・やらないの峻別
- 前倒し・分割での実行
- 地力の底上げや拡大
といったことも効率化につながっていきます。
たとえば、書面での決算書・申告書の「製本」。
工数もコストもかかる処理ではあるものの、
デジタルでの対比で魅力は大きくありません。
「やらない」を検討・選択することも効率化となります。
あるいは、税務会計での「年一」での処理。
確定申告期の2~3月の時間をごっそりもっていかれると、
通常の業務が逼迫するだけでなく、対応も後手に回ります。
業務を前倒しや分割で対応できると、時間の拘束が弱まります。
業務に関連する会計や消費税の処理がわかっているだけでも、
グッと効率的な時間配分が実現できます。
効率の射程 固定化された課題を解消へ!
仕事に慣れてくると、ルーティン化やパターン化が進み、
時間だけでなく、課題まで固定化されてきます。
秋になってくると、
- 年末調整でバタバタ…
- 翌年1月は法定調書・給与支払報告書・償却資産税で…
- 2月以降は個人の確定申告、法人の3月決算で…
といった展開が予想されます。
変更の余地がない制約は致し方ありません。
他方で、固定化された課題にもとらえ方次第では
効率化での解消の可能性があります。
昨年通り、これまで通りではない選択が魅力となります。
選択の結果がパッとしない場合にリカバリーできることも
効率化の魅力となります(笑)。
蛇足
アイキャッチ画像はカボスです。
年中見かける印象のカボスですが、旬は夏から秋なのですね。
果汁を天ぷらや焼き魚にかけても利用しますが、
私は果肉もしっかりいただいています。
口の中がスッキリします(笑)。
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