会計の理解と実践のギャップを埋める!
ツール・締め切り・サポートがありますか?
「形から入る」は褒めことばではありませんが、
マイナス面だけではありません。
成果につなげるツールや仕組みで支えていくことも
実践には必要なはずです。
ギャップを埋める わかった!、その後…?
複式簿記の会計はとっつきにくい仕組みです。
直感的でもなければ、馴染もない仕組みなので当然です。
反面、世の中で広く使われているだけの合理性があり、
難解で理解不能というわけではありません。
段階的に、限定的に解説を追いかければ理解できます。
日商簿記では3級レベルが実践への目安となります。
このブログでも会計・簿記については解説しているので
参考になるはずです。
(「ひみつきち発信‐大人の教養簿記」)
他方、理解から実践へのギャップでつまづくかもしれません。
試行錯誤の見通しがつけたい段階となります。
ギャップを埋める ツール・締め切り・サポート
会計の処理では、参照するデータや資料をもとにして、
集計や転記を行います。
直感的には、ノートや筆記具、電卓が連想できます。
単式簿記、終始計算といった家計簿の延長であれば、
手書きや手計算で済みます。
一方、事業を継続して、経営管理や税務申告に役立てる会計では、
- 会計ソフト
- ExcelやGoogleスプレッドシート
といったツールの利用が実践的です。
消費税インボイス制度の開始により課税事業者が増え、
会計と消費税の並行での処理も増加しました。
効率よくデータを入力・集計・転記できるツールが必要です。
上記以外では、インターネットバンキングの利用も
効率的な会計処理にプラスです。
マニュアルというほどではなくとも、会計処理を安定化させる
手順やチェックリストも有効です。
処理の順序や確認事項を曖昧なまま放置しておくと、
決算・申告期にもたつきます。
締め切りの設定も実践を続けていくためにおすすめです。
せっかく会計の仕組みや役割を理解したところで、
「年一」でまとめて処理では活用は限られます。
「月次」といった月単位での処理や確認を行うことで、
処理の平準化だけでなく、経営にプラスです。
ツールを利用することや締め切りの設定をしていくことで、
理解から実践へのギャップは埋めていくことができます。
とはいえ、経営者・担当者だけでの遂行は負担です。
税理士によるサポートがおすすめとなります。
ギャップを埋める 不充分でも始める!
会計処理はお金を対象とした厳しい処理の印象があります。
現実・事実を無視した処理がまかり通るわけがありません。
一方で、間違いが発生しない万全の状態を確保してから実践する
という方針では実践は永遠に先送りとなります。
効率的な処理も重要ですが、スタート段階で過大な期待は不要です。
理解や実践それぞれに足りないところがあったとしても、
始めていくことが優先です。
実践の段階も初期段階にとどまるとは言えません。
始めていくことで改善点や必要性が見いだせるようになります。
蛇足
9月の上旬は天候も気温も植物に良さそうですが、
見頃の花は少ないかもしれません。
夏バテが遅れてやってくるんでしょうか?
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