Raspberry Pi を使う理由

食べる理由は簡単、美味しいからです。

1 Raspberry Pi を使う理由　興味本位
2 Raspberry Pi を使う理由　緊急避難用
3 Raspberry Pi を使う理由　仕組みを知る-日本語の入力
4 Raspberry Pi を使う理由　 IoT を手元に

Raspberry Pi を使う理由　興味本位

Raspberry Pi (ラズペリーパイ)といってもお菓子ではなく、コンピューターのお話です。
ラズベリーパイは、イギリスの財団が教育用に提唱したコンピューターです。
数千円と低価格でありながら、インターネットへの接続が可能なので、教育用に止まらない存在となっています。

私が先日購入したのは、 Raspberry Pi３ Model B です。
(2020年では「4」が販売されています)
スペックは、現在の一般的なパソコンと比較して低いのですが、無線 LAN ・USB ポートが充実しているので、利用しやすい構成です。

Raspberry Pi の導入コストの低さは、とりあえず試してみるという点で負担が軽いものです。
本体の他には、 SD カード・電源ケーブル・キーボード(中古)とマウス(中古)を購入しました。
(RasberryPiにはハードディスクはありません)
下の写真は、本体に周辺機器を接続した状態です。
(別途購入した収納ケースのふたを外した写真です)
時計回りにUSBでキーボードとマウス、イヤホンジャック、HDMIケーブル、電源ケーブルです。

ディスプレイは、普段使っているものを流用しました。

Raspberry Pi を使う理由　緊急避難用

子供向けの教育用という使い道意外での利用を考えてみました。

実際に起動してみると、マウスとアイコンでの操作が可能なので、普段使っている Windows と似た操作感です。

また、無線 LAN によってインターネットに接続もできるので、 YouTube なども見られました。

実践的な利用のため、 Google ドライブにもアクセスしたところ、支障はありませんでした。
Raspberry Pi にはデフォルトでオフィスソフトもインストールされています。
とはいえ、Googleドキュメントやスプレッドシートにアクセスできることで、PCの代替手段として期待できます。

PDF もデフォルト状態で閲覧可能です。

OS の都合上、インストールして使わなければならない会計や税務ソフトの使用は難しそうです。

一方、オンラインでのやりとりやクラウドサービスの取り扱いは、PCの代替手段として機能できそうです。

RaspberryPiをPCトラブルの緊急避難手段として利用するのも一手かもしれません。

Raspberry Pi を使う理由　仕組みを知る-日本語の入力

パソコンもインターネットも年々利便性も高くなり、安定性も高まってます。

そうしたプラス面とは逆に、仕組みのブラックボックス化はより強まっています。

Raspberry Pi でも、複雑な設定や組み立てが必要なわけではないので、導入面を見ればブラックボックスともいえます。

しかし、実際につかってみると、自分で設定しなければならないこともあったり、不自由さを感じる一方で、当たり前にしている仕組みを見直すきっかけになりました。

たとえば日本語の入力です。
キーボードの設定を日本語にしただけでは、日本語が入力できません。

ソフトをインストールする必要があります。
普段使ってる Windows ならば、そうした処理はインターネット上の該当するサイトにアクセスして、マウス操作だけで処理が完結するところです。

Raspberry Pi では、以下のコマンドを入力して処理しなければなりません。
(デスクトップ画面から即コマンド入力画面に映れるのもRaspberryPiの特徴です)
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install uim uim-mozc
上記入力後に、「y」を入力して完了。

コマンド入力→実行、という難しくはない処理です。

それでも、普段はやってない必要な処理です。