実家の親と年賀状 卒業か、オンライン化か?

そろそろケリをつけたい課題です。

実家の親と年賀状 チキンゲームの年賀状

冬が迫ってくると、毎年どうしてもやらざるを得ないことがあります。

私は実家の雪囲いを設置しなければいけません。
(冬支度と決算みたいな締め切り)

時代が変わっても、季節の変化は無視できないものです。

そうした不可避の冬支度とは別に、毎年年末に手を煩わされるものに年賀状があります。

私自身の年賀状は十数年前より出していません。
普段顔を合わす方には年賀状は不要と判断し、付き合いが遠のいたなら送る必要を感じなかったからです。

年賀状を送らない?といって眉をひそめる方は年々減っています。

その一方で、依然として惰性的に年賀状を送らなければという心情の方もいます。
たとえば、私の実家の親。
年賀状を出さないと、無礼ではないかと・・・、だらしないのではないかと・・・

年初にハガキ1枚を送ることで不義理を回避するかのようなアリバイ工作は、チキンゲームの様相です。
(我ながらキツイ物言いですが)

実家の親と年賀状 やれやれの年賀状

毎年10月になると書店に並ぶ季節商品があります。
手帳・家計簿、そして年賀状の作成集。

年賀状の作成集は出版物として成熟しているジャンルなので、ラインナップも豊富です。

そうした出版物の内容はどれもイラスト集と作成用CD(DVD)がセットになっています。
値段も1冊数百円からと手頃です。

とはいえ、いざ年賀状を作り始めると意外に時間がかかります。

年賀状作成やれやれとは(笑)、
・イラストの選択
・文章の選択
・写真の選択
・全体のレイアウトの判断
・住所録の作成と変更
・喪中かどうかの確認
・追加の添え書き
・プリンターでの印刷時間
・プリンターの不具合
・プリンターのインク切れ

何より面倒になるのは、差し出す本人が作成していないので、確認に手間取ること(笑)。

差し出す当事者が煩わしさを感じないのでは、好転は期待できません。

好転の選択肢は2つあります。

実家の親と年賀状 「卒業」か「オンライン化」か?

年賀状の卒業も徐々に浸透しています。
ウェブ上でも、そうした年賀状の卒業の例文が容易に見つかります。
(「年賀状 卒業」で検索すれば見つかります)

しかし、この卒業の年賀状を作ること自体は依然として解決していません。

実家の親自身に年賀状の作成をマスターしてもらうという選択は、事実上不可です。

「やれやれの年賀状」で紹介した通り、パソコンや周辺機器を普段使い慣れていない場合、トラブル続出です。

どうしても年賀状を出したいのであれば、オンライン化への移行が魅力的な選択肢になります。

すでに年賀状作成のオンラインサービスは提供されています。
年賀はがきへの印刷だけではなく、オンライン上での発注と投函が可能になっています。
既存の住所録をサービス会社に送れる場合もあるようです。

卒業を含めた年賀状のオンライン化も折り合いのつけ方です。

 

蛇足
珍しい名前や住所の入力は意外に時間を盗られます。

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