税理士と契約しているのにモヤモヤする?
月次を残念にしない顧問契約とは!?
税理士と契約してしまえば問題が解決する!
と言いたいところですが、そうもいきません。
いいとこどりを狙う試行錯誤に魅力ありです。
月次を再起 お互いにモヤモヤ感?
税理士の仕事はルーティン化しやすい面があります。
単発の相談や相続税の案件以外の個人・法人の契約では、
- 月次処理・月次決算
- 年末調整等
- 決算・申告
とおおよその年間スケジュールが見通せます。
定期的な関与としては「月次」といった月単位で
帳簿の確認や相談業務に応対します。
上記は一般論・理想形として間違っていません。
一方、勤務時代には「月次」でモヤモヤとした消化不良が
残っていたことがあります。
私だけでなくお客様もモヤモヤとした消化不良を
感じていたのではないかという疑問がありました。
月次を再起 コミットしてますか?
「結果にコミットする」を売り文句のサービスがあります。
ボディメイクに限らず(笑)、税理士の顧問業務にも当てはまります。
「コミットする」を特定の結果や成果だけに絞るよりも、
- 個別の状況に沿って
- 要求に応えつつ
- フォローする
とことばを補うとわかりやすくなります。
勤務時代に感じていたモヤモヤ感は「コミット」不足だった
と今なら振り返れます。
多数の担当を抱えて、記帳業務に月次報告の資料作成、
対面での訪問のため日中は車での移動が常態化、
といった状況では「コミット」の余地は僅かです。
また、お客様といっても必ずしも「コミット」まで
期待をされている方ばかりとは言えません。
- 経理業務への関心が乏しい
- 会計・税金の処理を丸投げ
- 経理面での効率化を先送り
上記に該当する経営者にとって「月次」契約は
残念なサブスクの一つになります。
反面、「月次」契約を残念にしないための試行錯誤に
魅力があるとも言えます。
月次を再起 対面・オンラインをフォローで補う!
「月次」契約の「コミットする」を再起させるためには、
契約段階から問題を解消しておく必要があります。
税理士にとっては、
- 充分な時間
- 経営者が目指す成果との相性
といった確保が「コミット」のために必要です。
「月次」という月単位の業務とはいっても、
一度の面談や訪問だけではありません
フォローのための応対も「コミット」の一環です。
コロナ禍以降、リアルでの対面とオンライン対応が
対比的にとらえられるようになりました。
ちょっと誤解があります。
対面とオンライン対応は対立しません。
お互いにコミュニケーションを補完します。
さらにメールやウェブでのデータの共有が加わることで、
フォローを補えます。
税理士と契約しているのにモヤモヤするのであれば、
見直すポイントを探ることがおすすめです。
期待する成果や価値観のズレを避けられます。
蛇足
アイキャッチ画像は田植えが完了した水田です。
田植えが終わった後は収穫のときを待つだけ
と誤解していたことがあります。
(私は農家育ちですが稲作の経験はありません)
6月以降は水田に跋扈する雑草との戦いだそうです。
やはりフォローが大切ですね。
今週のスタエフ
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
■確定申告のご依頼も受付中!