確定申告直後にチェックがおすすめの対象とは?
今年と来年をつなげる!
「収受印 書類 通帳」ではありません。
悪くはない状況からは自然に変化しません。
ご注意!
申告直後 解放感も八分目で!
確定申告対象者が「3月15日」をどのように迎えたかは様々です。
- 1か月以上前のことでしょ?
- 毎年面倒くさいよね…
- あと〇時間ッ!?
なんやかんやで申告期限が厳然としてあります。
好き勝手に動かせない期限の目標達成すると
解放感に浸るのは無理がありません。
とはいえ、申告直後だからこそのチェック
という対象があります。
せっかくの解放感もチェックがおざなりだと、
後で不安の原因になります。
申告直後 チェック対象はこちら
確定申告のチェックしたい対象は、
- 確かに申告した痕跡
- 申告内容や書類
- 納税状況
といったところです。
上記のチェックが漏れていると、
- 未申告
- 申告内容が不明
- 納税トラブル発生
と後処理に追われます。
まず、申告をした痕跡の確認です。
紙で申告書を提出したのであれば、
- 申告書控えの「収受印」
となります。
「確定申告書等作成コーナー」で電子申告したのであれば、
- 「メッセージボックス」にログイン
で送信結果を確認します。
次に申告内容や書類のチェックです。
紙であれば収納・保管しておきます。
電子申告であれば、
- 決算書や申告書のPDFファイル
- 決算書や申告書のデータファイル
といったデータをチェックします。
申告年ごとにフォルダを作成するだけでなく、
- 決算・申告処理での留意点を文書で残しておく
といったこともおすすめです。
さらに納税状況のチェックです。
とくに振替納税を利用している場合には、
- 4月以降の口座残高の不足
という留意点があります。
3月から4月は何かと物入りな時期です。
申告直後から備えておけばトラブルは防ぎやすくなります。
「通帳」を記帳しての残高確認という選択もありますが、
サクッとインターネットバンキングでの確認がベターです。
- 「収受印」⇔「メッセージボックス」
- 「書類」⇔「データ」
- 「通帳」⇔「インターネットバンキング」
アナログでもデジタルでもチェックは可能です。
ただし、申告処理の効率化で翌年以降に差が生じます。
申告直後 今年から来年へ
アナログの処理では、
- 印刷
- 収納・製本
- 保管
- 郵送
- 外出
と物理的な処理やコストがかかります。
また、印刷による書類は目視で確認できても、
データとして利活用はできません。
申告対象年で処理が完結しているともいえます。
一方、デジタルで申告処理をした場合、
- データであればリサイクルできる!
と「今年」の処理が「来年」につながります。
たとえば、「作成コーナー」。
昨年以前のデータを読み込ませることで、
- 固定資産台帳のデータ
- 貸借対照表の期首残高
- 所得控除の入力対象
といった引継ぎが自動化できます。
手入力や手書きはミスの発生原因ともなります。
チェックが済んだ確かなデータを利活用できる仕組みも
確定申告の成果の一端です。
申告直後の確認では、安堵感を得つつも、
- 今年から来年に向けての見直し
もセットでチェックがおすすめです。
一石二鳥の対象は身近にあります。
蛇足
3月15日、税務署閉庁後の「時間外収受箱」投函が
申告期限のアディショナルタイムとなります。
利用したことはありませんが、夜間の回収がある場合、
相当のスリルがありそうです。
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