士業だから士業の紹介がスムーズに進むか?

頼りにしていただけることはありがたいのですが、
期待通りに応えこたられるかは別問題かもしれません。


どこから手をつけるか?

士業から士業へ 期待には応えたいが…

「士業」は一般的にとっつきにくい印象かもしれません。

  1. お堅い
  2. 専門用語
  3. 中高年の男性
  4. コワイ(怖い・恐い・強い) etc

上記の内、1~3はそれほど外れてないかもしれません(笑)。

とはいえ、士業はサービス業です。

例外的な士業者はともかく、相談や依頼があって成り立つ仕事です。

税理士は取り扱う業務が税金、お金に関連することもあり、
全国で8万人もいるためか身近な士業といえます。

そういった印象もあり、他士業者を紹介してほしい
ということがあります。

  • 司法書士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士

といった士業とは税理士業とも関連します。

比較的相談に応じやすいケースです。

一方、士業だから士業の紹介が円滑スムーズとはいえない場合もあります。

士業から士業へ 紹介レスがおすすめの場合

私は以下のケースでは他士業への紹介を見合わせています。

  • 明らかな違法・脱法行為に関連(論外!)
  • 業務よりプライベートに関連
  • 税理士業と隔たりのある相談内容

業務よりプライベートに関連した問題では弁護士業に関わる
可能性が高まります。

相談者の期待には応えたいところですが、安易な返答は、

  • 相談者への空手形になる
  • 非弁行為につながる

と問題をこじれさせます。

詳細な相談内容を伺うよりも弁護士会などが運営している
相談サイトをお伝えすることが誤解がありません。

たとえば、「ひまわり相談ネット」。

同じように、「法テラス」。

また、相談内容が税理士業と隔たりのあるケースもあります。

たとえば、介護問題。

優先すべき相談先は「地域包括支援センター」です。

公立中学校1校に1か所といった割合で所在します。

「地域包括支援センター ○○(お住いの自治体名)」で検索すると
対応しているセンターがわかります。

士業から士業へ 問題をとらえるコツ

士業を紹介してほしいという方では、

  • 何が問題か?
  • どんな専門家がいるのか?

といった事情があり、とりあえず税理士に尋ねることがあります。

何がわからないかがわからない、といった問題です。

状況や問題を整理しつつ問題をとらえるために、

  • 検索してみる

ことがおすすめです。

ウェブで検索するためには目前の問題から少し距離を置く必要があります。

まどろっこしい過程ですが、

  • 類似の問題
  • 対応する専門家

といった情報を得られます。

個別具体的な問題をウェブ上の事例と同一視はできません。

向き合う問題を冷静クールにとらえるための手段として、
検索してみることがおすすめです。

 

蛇足
アイキャッチ画像は2022年(令和4年)8月4日の豪雨による漂着物です。
付近の水路が氾濫したときには林業会社が重機で処理したようです。
災害対応と林業会社がつながるんですね。

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