フリーランス・個人事業主はリモートワークが必須です!
選択ではありません。
必修です。
農業でもリモートワークは不可欠。
リモートワーク必須 選択適用は誤解
2020年(令和2年)からのコロナ禍以降、賛否両論の対象になったのは
リモートワークです。
コロナ感染拡大の防止や働き方改革、生産性の向上からは
プラスの効果が期待されています。
一方、組織の都合や業務形態、業務フローの観点から
リモートワークを避ける傾向もはっきりしてきました。
リモートワークを肯定的にも否定的にもとらえているのは、
仕事のスタイルは選択可能という前提があります。
リモートワークは会社や団体での判断次第で利用する
という印象が強そうです。
見方を変えると、フリーランス・個人事業主の視点が欠けています。
現状をみると、フリーランス・個人事業主ではリモートワークは必須です。
リモートワーク必須 オンライン化・銀行再編・電子帳簿保存
フリーランス・個人事業主といっても業種業態はバラバラです。
注目すべきは業種業態ではありません。
リモートワークが必要かどうかは、
- 何を対象に
- どんな目的で
- 誰と
仕事をするかで判断します。
どんな仕事でも関連しそうな要素をあげると、
- お金
- 銀行
- 発注
- 請求
- 仕入
- 税金
- 連絡
といったことがあります。
個人でビジネスをするなら上記の業務を全てこなす必要があります。
また、上記の対象はリモートワークと相性が良い要素でもあります。
別の言い方をすれば、上記の対象はオンラインの処理とも重なります。
たとえば、インターネットバンキング。
銀行の支店が減っていくだけでなく、ATMも減少していく状況では
リアル店舗利用だけでは限界があります。
(ATMが無くなっても困りません!というための準備)
あるいは、電子帳簿保存。
2022年(令和4年)1月からはデータで受け取った請求書などは
データで保存する必要があります。
紙の資料の保存ではなく、データをデータのままで保存するので
- インターネット環境
- データの保存
といった仕事環境がほぼ必須ともいえます。
経理や会計、税務申告での処理と業務をデータの利用でつなげるならば
仕事のオンライン化、リモートワークのスタイルとつながります。
リモートワーク必須 パソコンを避けない
スマホの利便性については言うまでもありません。
仕事を効率的に進める上で必須です。
ただし、リモートワークを能動的に進めるには
スマホだけでは不十分です。
スマホではパソコンに比べて、
- 画面の大きさ
- 入力装置の種類と速さ
- データの加工や編集
といった点で制約があり見劣ります。
フリーランス・個人事業主で仕事に追われて、
ひとりで業務をこなさなければならないからこそ、
パソコンを利用したリモートワークのスキルは魅力です。
蛇足
リモートワークを避けようとすると、
- 移動時間
- 営業時間
- 大量の紙資料
と延々と消耗戦に付き合うことになります。
消耗戦には逃げるが勝ちです。
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