効率化のきっかけって何だろうか? でっちあげもOK!

「絶対に押すなよ!」というシーンの見つけ方です(笑)。

効率化のきっかけ おいてけぼりはわかっている

渋い表情の後でため息をつかれることがあります。

たとえば、効率化の提案。

  • FAXをやめてメールを使いましょう
  • 対面だけでなく、ZOOMも使いましょう
  • 現金よりキャッシュレス決済を利用しましょう
  • ペーパーレス化を進めましょう
  • etc

こうした効率化につながる提案では反感が返ってくる
ことがセットです。

提案された側も効率化を否定したりはしませんが、
現状の良さやメリットを強調します(笑)。

ただし、そうした反論には元気がありません。

反論してはいるものの、説得力に乏しいのは、
発言している方も根拠の弱さがわかっているからです。

そうは言っても効率化のメリットを並べて、コストを比較しても、
それだけではきっかけにはなりにくい印象があります。

効率化のきっかけ 外圧・新年・長いもの

効率化は大事だけどきっかけが欲しいというときには、
きっかけがあったことにしてしまうという手もあります(笑)。

たとえば、外圧。

コロナ禍ではオンラインの手続きを期待されることが多くなりました。

2020年(令和2年)分の確定申告では、

  • 電子申告e-Taxの利用
  • 相談会場の予約で LINE を利用

という当局からの要請がありました。

上記の要請は、ある種の外圧です。

確定申告での要請が効率化につながった内容では、

  • インターネット
  • マイナンバーカード
  • 電子申告
  • スマホ
  • LINE

といった仕組みを使うきっかけになりました。

上記のような特定のイベントだけでなく、期限を使うという手もあります。

たとえば、新年。

新しい年をきっかけにして、従来からのやり方を変えてみるわけです。

スタートする時期が決まっていれば、逆算して準備を進めることもできます。

効率化を進めるといっても、最先端の機器やサービスを利用する
というわけではありません。

もうちょっとゆるく、「長いものには巻かれろ」という発想で済む話です。

「長いもの」は

  • 長期的な視点で
  • 後戻りしない
  • 合理性のある

効率化につながる仕組みといえます。

効率化のきっかけ ちょっと遅れるのも悪くない

とやかく言っている私ですが、ガラケーからスマホに変えたのは2018年です。

完全に出遅れていました(笑)。

とはいえ、ちょっとの出遅れには利点もあります。

  • スマホの種類やサービスの選択が充実していた
  • マニュアルやサポートも多くなっていた
  • 出遅れを実感していたので早く使えるようになろうとした

多くの方が使われるようになるサービスや仕組みは
サポートの厚みも増してきます。

スマホの例では、

  • 本や冊子
  • テレビ
  • 動画YouTube
  • スマホ教室

といったサポートがあり、私も利用しました。

スマホの利用では政府の後押しも働いています。
(菅政権の置き土産「家庭もDXへ 実家の親を政府のスマホ教室へ」)

効率化のきっかけは「いつの間にか」あった・そうなっていた
ことにしてしまうことがおすすめです(笑)。

前向きなでっちあげでOKです。

肝心なのは効率化による成果です。

 

蛇足
スマホ教室で70代の受講者と同席してみると、
ITやDXと年齢を絡めるのは誤解だなー
と実感したことがあります。

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