専門知識もお金もかからない経営分析とは? 経営者だったらできるはず!?
煽(あお)ってます(笑)。
経営分析できるはず!? 発想・目標・落とし込み
経営の大きな目標は経営者の発想次第です。
何らかの公式や指標は役に立ちません。
発想や構想ということばが重く感じるなら、
「ハッタリ」でOKなわけです。
ただし、ハッタリのままでは単なる思いつきや
放言で終わります。
具体的な実現には、
- 細分化した目標の設定
- 期間や期限
- 見積もり金額
などの見える化された落とし込みが必要になってきます。
具体的な実現には、
- 具体的な根拠
が必要になります。
経営分析は具体的な根拠を示す上で有効になります。
一見すると専門知識が必要で、専門家の領域にみえますが、
経営者だったらできるはずです。
経営分析できるはず!? 材料は手元にあるはず
経営者の仕事は多岐にわたってます。
- 営業
- 販売
- 交渉
- 製造
- 施工
- 開発
- 人事
- 広報
- 経理
- 資金調達 etc
フリーランス・個人事業主・スモール企業の経営者では
上記すべてを一手に引き受けているわけです。
専門家という第三者のアドバイスを待つまでもなく、
経営状態はわかっているはずです。
経営分析にも手が届くはずです。
もちろん知識不足や経験の偏りから分析が充分でない
ことはあります。
とはいえ、カチッとした、数字や金額での分析となると
現実には手が出しにくいケースが目立ちます。。
忙しい、時間に余裕がないという理由よりも、
実際には経営状態がわからないからかもしれません。
経営分析できるはず!? 丸投げすると分析を受けつけなくなる
経営者の仕事が多岐に渡るといっても、
- 内製化している対象
- 外注している対象
に分けることもできます。
経理やその延長上にある税務申告は外注しやすい業務対象です。
リアルでもウェブでも税理士が営業しています(笑)。
経理の外注のセールストークの一つに「丸投げOK」もあります。
経営の判断として、経理の処理を一括して丸投げする選択は、
- 事務処理の時間をカットする
- 経理処理の費用を固定化する
- 面倒くさい処理をスルーする
という面で成立しています。
そうした一見するとプラスがあるようですが、
- 経理のブラックボックス化
- 実態がわかるまでの時間のズレ・タイムラグ
といった問題は何年たっても解消しません。
経営分析にはお金の不安を解消する面もあります。
しかし、経理を丸投げしてブラックボックス化していると、
経営者が自力で分析できないだけでなく、
第三者のアドバイスも判断できません。
むしろ意味のわからない経営分析に振り回されるかもしれません。
(経営分析って知識でかっこいい、という誤解(笑))
本来、経営者だったらできるはずの経営分析を逃すと、
損をしていることにも鈍感になっていきます。
蛇足
「この領収書経費になる?」を連呼する経営者だからといって、
必ずしも経営熱心かわからないものです…
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
■確定申告のご依頼も受付中!