無申告の不利益をご存知ですか?
お金・時間・公共サービスを喪失する!?
「確定申告」の申告・納税期限が近づいてくると
何かと落ち着きがなくなるかもしれません。
他方、申告スルーを決め込んでいる方もいるとかいないとか…
確定申告や税金を不利益と目の敵にしていると
失うものが大きくなります。

空っぽの駅舎?
無申告で喪失 不承不承の嘆息?
確定申告期には不承不承(ふしょうぶしょう)といった
反応に出くわす機会が続きます。
税理士(私)から所得税や消費税の納税額を告げられて
負担額に嘆息されたお客様の反応とセットです(笑)。
納税の負担が軽くないことだけを嘆くのではなく、
無申告の方がいるという伝聞も気を重くするようです。
確定申告をする正直者が馬鹿をみると…
大きな誤解です。
無申告であることが当事者の不利益の原因となります。
無申告で喪失 お金・時間・公共サービスを喪失!?
所得のデータは税金の負担額の表示だけに使われている
というわけではありません。
所得のデータを当局に提出している、申告していることで、
- 銀行の融資申し込み
- クレジットカードの利用
- 住宅ローンの利用
- 公共サービスの利用
といった「所得」の証明と関連した機会が得られます。
無申告の場合、所得の証明をする根拠がありません。
仕事やプライベートの生活に必要なお金や公共サービスを
利用する機会が失われます。
手を拱(こまね)いていれば時間を空費することにもなります。
無申告で喪失 不利益を防ぐ!
確定申告は申告と納税だけに絞ると納税者の負担ですが、
所得の証明を経ると不利益を防ぐ手段にもなります。
所得税も消費税でも申告により負担はともないますが、
納税者にとって有利な選択も可能です。
たとえば、「青色申告」の利用。
税負担を軽減する各種の特典が利用できます。
消費税では一般(本則・原則)課税と簡易課税の選択、
予納などの負担平準化も利用できます。
期限内の申告は納税者が一方的に不利にならない
仕組みの利用が可能です。
他方、期限後申告では負担の緩和どころではなく
加算税や延滞税の負担も加わります。
とはいえ、無申告を積極的に擁護できる根拠はありません。
不承不承、期限後申告であっても申告をすることで
期待できるはずの機会を失わずに済みます。
蛇足
アイキャッチ画像は能美市立辰口図書館敷地にある旧能美電の
車両が展示されていた場所です。
(結果が同じでもウェブ・オンラインに寄せる!)
電車は2026年(令和8年)3月3日に同市内根上駅に移設されました。
今後は無人店舗として活用されるそうです。

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