経理の踊り場をどう乗り切るか?
成果を実感するための発想とは?
やる気があればあるほど、停滞期を迎える機会も増えます。
停滞期の前向きなとらえ方も大切な課題です。
経理踊り場 スタートしたが…
事業にともなう経理を始めるきっかけは、
- 経営者だからやる!
- 税務申告が必要だからやってみる
- もっと経営状態を把握したいからやってみる etc
と内面の状況は細かく分かれます。
きっかけは様々ですが、経理を経営を支える重要な要素ととらえて、
前向きな勢いが感じられます。
会計ソフトの導入をしていくと、経理処理も本格化します。
熱意を持って経理処理を開始するわけですが、
「熱」の持続に付き物の問題も出てきます。
成果を感じられない、いわゆる「踊り場」を迎える状態です。
経理踊り場 課題が続々と…
経理処理を始めてみると、
- 入力のやり方がわからない
- どの資料を参照すべきか判然としない
- 正確な理解をしているかどうか自信がない etc
と不安が連続して押し寄せます。
不安が均質でないことも不安の要因となります。
- 慣れればわかるかも
- 何がどう違うかわからない
- 間違いに気づいていないかも?
「踊り場」では疑問や課題を一つ一つ解決していくことが
凡庸ですが王道です。
現状では税理士のサポートがおすすめです。
「踊り場」にいる状態から脱却するための選択を
自力での解決に限定する理由はありません。
経理踊り場 次の段階へ!
「踊り場」を肯定的にとらえると、
- 次の段階までの停滞期
と将来に向かっています。
経理での「次の段階」を想定していみると、
- 決算整理
- 税務申告
といった年間の最終イベントが想定できます。
決算書や申告書と行った成果を作る上で経理は欠かせません。
ただし、年間の成果だけが経理の「次の段階」ではありません。
たとえば、「月次決算」。
経理処理が未着手、処理水準が不十分であれば月次であっても、
判断の基準とはなりません。
定期的に一定水準の月次決算での経理処理ができていれば、
経営状況の把握に自信が持てます。
「移動年計」といったデータの加工による成果も得られます。
(移動年計の作り方と見方)
経理を始めた後で迎える「踊り場」はもやもやとします。
経理の実態や現状が目に付きすぎるからこその状態です。
「踊り場」を迎えたときこそ「次の段階」の準備をする!
といった発想がおすすめです。
「踊り場」以前からの試行錯誤も成果につながっていきます。
蛇足
アイキャッチ画像はいただきものの干柿です。
とある事業者が新たに干柿を試作されたものです。
新商品の開発にも「踊り場」はいくつもありそうですね。
おいしくいただきました。
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