知識や情報はウェブ検索が優先!
くじけないための試行錯誤
「優先」順位のお話です。
「優先」と「否定」・「排除」はつながりません。
検索を優先 物足りなさがつきまとう
仕事でも生活でもちょっとした違和感があったり
必要性を感じると調べ物に出くわします。
調べる対象に詳しい方が近くにいれば尋ねることもできますが、
ほとんどの場合には何らかの方法で調べることになります。
かつてであれば、資料や文献での調べ物が優先でした。
現在でも資料や文献によって調べる意義は落ちていません。
現状、ウェブ検索の優先順位が相対的に上がったといえます。
あらためてウェブ検索の優先メリットをあげると、
- 情報量が多い
- 情報の発信者が多い
- 発信と更新が乖離しづらい
- 関連した情報や知識を補いやすい etc.
と多々あります。
反面、ウェブ検索での知識や情報はその場限りの確認で
終わってしまう性格があります。
仕事やスキルアップの面からは物足りない印象です。
検索を優先 ツールで支える
ウェブ検索から期待したサイトやサイトにアクセスした場合、
- 再度のアクセス
- 保存・取り込み
といったフローをストック化する仕組みやツールが必要です。
たとえば、Twitter。
気になるtweetがあれば、「ブックマーク」を利用します。
ウェブ検索であれば、私の場合、
- Chromeの拡張機能「Evernote Web Clipper」を利用して、
- Evernoteに保存
といった方法を日常的に利用しています。
あるいは、Chromeで複数のタブを参照しつつ調べ物をしたときには、
- Chromeの拡張機能「Copy All Urls」でURLをコピーして、
- EvernoteにURLを貼り付けて保存
といった方法を採っています。
上記の方法は、保存したURLを全てコピーして、
- 「Copy All Urls」でChromeに貼り付けることで、
- 保存した状態でのChromeの状態を復活できる
といった利用も可能です。
(Chromeでも「コレクション」を実現させる!)
検索による調べ物がその後に実践を想定している場合、
上記に限らずツールやストレージの利用がおすすめです。
検索を優先 限界でくじけないために
ウェブで大量の知識や情報が得られると、
問題が解決したという気になります。
誤解です。勘違いです。間違いです(笑)。
知識や情報が得られても、実践が欠けていると
ストレージのデータが増えるだけです。
(残念なことに、再度見返すこともありません)
また、知識や情報が揃っていても限界があります。
たとえば、確定申告。
「納税の義務」といった申告納税制度の大前提だけでなく、
申告に必要な書類といった詳細な知識や情報が必要です。
「確定申告書等作成コーナー(国税庁)」を利用することで
申告手続きの不安は一見なさそうです。
その一方で、「総合課税制度」といった仕組みを知らないと、
残念な申告を行った上に気づかないこともありえます。
(副業で年末調整・確定申告の落とし穴とリカバリー方法)
ウェブでの検索に欠陥があるというより、
- 調べても認識できない対象がある
という限界があります。
限界があるとくじけそうですが、
- 検索の対象を広げる
- 実践を継続・更新する
- トラブルの予防・回避・リカバリーも調べておく
といった対策があります。
また、ウェブ検索による自力での限界を埋めるため、
- 資料や文献を利用する
- セミナーなどを受講する
- 専門家に依頼する
といった選択肢も視野に入れておくことがおすすめです。
限界があるという前提でのウェブ検索は結果的に
- 「アンテナを張る」
といった考え方につながります。
問題解決の手段や方法は期待以上にあるかもしれません。
蛇足
「ドラゴンクエスト」に「復活の呪文」といった仕組みがありました。
長たらしい意味不明なひらがなを入力することでセーブ機能を代替していました。
拡張機能を使ってURLをコピー・保存したり、コピー・貼り付けをしていると
進歩があるんだかないんだかわからなくなるときがあります(笑)。
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