生成AIの性能をどうやって確かめるか?
Google NotebookLMを試してみる!

とりあえず手を出してみる軽率さがおすすめです(笑)。

「AI」を十把一絡げでほったらかしにしていると
今よりも近寄りがたくなってしまいます。

NotebookLM 何を騒いているのか?

2024年(令和6年)も生成AIの進歩がどんどん進んでいます。

Xやブログ、YouTubeなどでもAIの成果の報告が続いています。

ぼんやり眺めていると、食傷気味になります(笑)。

情報過多での消化不良はアタマに悪そうです。

2次情報や3次情報ばかりをインプットしても食傷感は解消されません。

とりあえず使ってみることがおすすめとなります。

Google NotebookLM」もその一つです。

NotebookLM ふたばと比べてみる

NotebookLMはGoogle が提供しているサービスです。

特定のデータを読み込ませた状態で質問すると、AIを利用した回答が生成されます。

参照するデータが限定されている点が特徴です。

Googleアカウントがあれば利用できます。

利用開始前より注意事項が表示されます。

ごもっともですが(笑)、先に進みます。

今回は「定額減税」についての国税庁や総務省のQ&A(PDF)を読み込ませてみました。

データを読み込ませた後は、質問を投げかけることで回答してくれます。

オリジナルのチャットボットが作れそうな印象です。

とはいえ、回答の結果をみると早合点だったことがわかります。

「チャット」といった応答の連続ではなく、与えたデータからの回答を作成
といった結果でした。

国税庁のチャットボット「ふたば」と比べてみると、違いがわかります。

ふたばは想定された質疑応答が準備されています。

融通が利かない印象もありますが、とっつきやすい一面もあります。

NotebookLMは質疑応答をメモとして残していくことができるので、
応答を蓄積して、成果を確認している利用に向きそうです。

NotebookLM 優劣か、使い分けか、それとも?

技術的な進歩を目の当たりにすると、性能や機能の優劣だけでなく、
使い分けも気になります。

NotebookLMでもChatGPTでも、ふたばにも当てはまります。

他方、利用する側の変化も必要です。

NotebookLMであれ、ChatGPTであれ、「正解」かどうかは
利用する側の判断が欠かせません。

NotebookLMの最初に提示された警告が理解できるようになります(笑)。

AIの整然とした回答や参照根拠をみると感心しますが、鵜呑みにはできません。

AIの性能や機能、利用方法次第で回答の精度は高まりますが、
利用する側のレベルアップも必要です。

生成AIの回答を批判できないのは、非の打ち所がないからか、
利用者が至らないか見分けがつかない問題があります(笑)。

ITリテラシーを上げるためにも、AIを利用してみることがおすすめです。

AIもたいしたことないな、と言える時間もそれほど長くないかもしれません(笑)。

手に負えない、手の届かない状態になる前だからこそ、
気楽に試せることもあります。

 

蛇足
アイキャッチ画像はアジサイです。
カタツムリとセットの印象ですが、それほど見かけません。
暑さの影響でしょうか?

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