業務の底上げは効率化の最有力の選択です!
複数の選択肢があることは有利なのか?
業務の効率化には適切なツールが必要となります。
複数の選択肢があれば、比較して検討することで
有利な選択ができるはずです。
一方で、そうした選択が業務の底上げにつながるか
という問題があります。
底上げで効率化 議事録ツールの選定
税理士会の会合に出席すると、交代で「議事録署名人」となります。
会合での議題や意見をメモして、記録として残す役となります。
いわゆる「言った言わない」、記憶の曖昧さの問題を回避する
という点で必要な役割です。
とはいえ、長時間の会合の議事録作成は不人気の的です(笑)。
ITやAIの力で議事録を作成して効率化を図る選択肢が魅力です。
底上げで効率化 複数の選択肢は魅力か?
幸いなことに議事録作成のためのアプリやツールが多々あります。
たとえば、「Notta(ノッタ)」・「PLAUD(プラウド)」・「YOMEL(ヨメル)」。
どれも録音した音声を自動で文字起こし、要約ができます。
他方で、料金体系や機能、使い勝手には違いがあります。
実際に使ってみないとわからない面があるはずです。
とりわけ複数の関係者で扱うツールの選択の場合では、
取扱者のスキルや運用方針でも選択が左右されます。
業務の効率化をするためのツールがかえって足を引っ張る
といった結果では残念すぎます。
議事録作成ツールの選択では、客観的な料金とは別に、
- 利用者の使い勝手
- 文字起こし後のテキストの編集
といった当事者目線での判断も加えることになります。
議事録作成ツールが優れていても完璧ではありません。
当事者による校正・追加・補足が必要になります。
そうした後工程で手書きではパッとしません(笑)。
複数で編集するのであれば、データの共有にも対応することになります。
底上げで効率化 足元を固める!
業務の効率化には適切なツールの利用が有効です。
会計処理にも当てはまります。
会計ソフトを適切に使えば会計処理が効率化できるはず
という発想は間違っていません。
問題は「適切に」という何気ない点です(笑)。
- 消費税の設定…?
- 売上の計上のタイミングは入金時?
- 減価償却って何?
- 棚卸は倉庫の整理か?
- スマホだけじゃできませんか?
会計ソフトは入力も転記も集計も効率化できますが、
利用する側の理解やスキルが欠かせません。
初歩的な理解やスキルの底上げはツールを活かすうえでも
最有力の選択になります。
会計処理の底上げとツールの利用では税理士が橋渡し役となれます。
こちらもおすすめの選択肢となります。
蛇足
アイキャッチ画像は「magazzino38(マガジーノ 金沢市)」のお弁当です。
野菜が多めで、彩りも豊かな内容です。
味の水準も高めです。
蛇足2
本文中の会計処理についての補足
- 消費税の設定…?
- 本則・簡易・2割特例、税抜・税込
- 売上の計上のタイミングは入金時?
- 売上の発生時に計上
- 減価償却って何?
- 固定資産の取得価格を耐用年数に渡って費用計上
- 棚卸は倉庫の整理か?
- 売上原価の算定
- スマホだけじゃできませんか?
- パソコンの利用が効率的な選択
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