確定申告のミスとリカバリーに強くなるコツとは?
七転び八起きもアリです。
そんなに転びたくはないけど(笑)。
転ばない感アリアリ
ミスとリカバリー 先送りの原因の不安
誰もがよくないなーと思うことに「先送り」が
あります。
毎年年末に後悔したり、年始に頑張って計画を立てるのも
先送りが関連していることが多そうです。
先送りの原因を考えてみると、
- どこから手をつけていいかわからない
- どれくらい時間がかかるかわからない、
- お金がどれくらいかかるだろうか
- 失敗したときの影響が予想できない
- ミスったときのリカバリーを知らない
といった不安があります。
たとえば、確定申告。
やらなきゃいけないとわかっていても、
不安があると先送りしてしまいます。
ミスとリカバリー ミスは出るもの
確定申告は1年間の個人所得の全てを対象にするので、
ミスはありえます。
ビジネスでの事業所得や副業での雑所得のある方の場合、
会計(経理と決算)での処理のミスも考えられます。
また、申告書の作成では、
- 所得の漏れや誤り
- 所得控除の漏れや誤り
といったところでミスが出がちです。
たとえば、副業の雑所得。
給与収入以外での雑所得が20万円以下ならば、
確定申告は不要です。
しかし、医療費控除など何らかの事情で確定申告する場合、
雑所得が20万円以下でも申告する必要があります。
意図的な悪意は無くとも、ミスはありえます。
ミスをチェックするためには、
- 知識も必要ですが
- 時間も必要
といったことが欠かせません。
とくに時間や期限はリカバリーの観点から重要です。
ミスとリカバリー 早くて負担の少ないリカバリー
注意しても、確認してもミスする可能性はあります。
ミスったときのリカバリーを早期に適切に打つ必要があります。
確定申告では、期限内にミスがわかった場合、
- 改めて申告すればOK
という仕組みです。
確定申告が上書きされるイメージです。
なんだかホッとする、拍子抜けする印象です。
とはいえ、そうしたリカバリーを活かすためには、
- 期限内の余裕をもった申告
- 電子申告
という背景にも留意したいところです。
申告期限ギリギリでの申告の再提出が間に合わない場合、
- 「更正の請求」
- 「修正申告」
といった通常の確定申告とは異なるフローとなります。
期限内の余裕のある申告はミスやリカバリーにも強いといえます。
また、電子申告を利用していれば紙の提出による
- 時間のロス
- 書類の混乱
といった無用なトラブルを避けられます。
ミスやリカバリーに強い確定申告の対応は可能です。
予定のちょっと前倒しとセットで検討すると
不安も小さくなります。
蛇足
「私、失敗しないので」という矜持(きょうじ)は魅力です。
ミスったときのリカバリーを適切に打てれば、
実現できるかもしれません。
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