最大公約数的な発想は複数のAIに同時にきく!
拡張機能Chathubを利用する!

本家本元の「最大公約数」は何だっけ?となりがちです(笑)。

「的」がつくと仕事でも生活でも欠かせない発想となります。

ツールの利用次第で生成AIとも相性が良さそうです。

最大公約数的発想 目的や方針はわかるが…?

2023年(令和5年)はChatGPTを中心に生成AIが台頭しました。

書店でも棚一脚分で「ChatGPT」付きのタイトルの本が並んでいます。

私もChatGPTなどの生成AIを利用しています。

生成AIの利用では、

  • 目的や方針ははっきりしているが
  • 具体的な着地点がわからない

といった状況で効果があります

たとえば、仕事上の関係者の親族でご不幸があり、
仕事の日程調整をメールで行う場合。

業務上必要なやりとりをしつつ、丁寧な文章が要求されます。

ChatGPTの回答を参考にすると、無難な回答が期待できます。

上記はChatGPTの利用の一例です。

  • 「参考」
  • 「無難」

控えめな発想とつながりがちですが、見当違いは防げます

最大公約数的発想 Chathubで比較してみる!

生成AIを利用すれば、知識不足の分野であっても、
見当違いを防げそうです。

いわゆる「最大公約数的発想」を期待できそうです。

GoogleChromeの拡張機能「Chathub」は、

  • 最大公約数的な発想を複数のAIに同時にきいてみる

という場面で利用できます。

無料版では2つのチャットボットの同時利用のみですが、試してみる価値があります。

有料版は下記の通り買い切りでのサービスとなっています。

設定で利用するチャットボットを選択します。
 (「保存する」をお忘れなく)

以下は経営を始めたばかりの経営者が確定申告を迎えるにあたって
税理士に依頼する際に留意するポイントを尋ねた回答です。

ChatGPTの回答は以下の通りです。

Bardも同じような回答が並びます。

ただし、Bardでは以下のような依頼の範囲や依頼のタイミングにも言及しています。

申告期限と依頼のタイミングの検討にも言及しています。

2つの生成AIによる回答とはいえ、最大公約数的な発想として利用できそうです。

最大公約数的発想 強調性が決め手!

「Chathub」を利用して複数の生成AIを同時に利用してみると、
とりあえず見当違いを防げそうです。

一方で、最大公約数的な発想は「参考」になり「無難」ですが、

  • 具体性に欠ける
  • 強調したい点がみえにくい

と物足りない面もあります。

確定申告を税理士に依頼するといった検討を具体的に進めるためには、

  • 経営者の考え方
  • 経営の状況

とのすり合わせも必要です。

具体的な情報収集や判断の出番となります。

とはいえ、AIでピント外れを防いだ後だからこそできる判断もあります。

「Chathub」で「最大公約数的発想」をサクッと確認してみると、
検討や判断の見当違いや堂々めぐりがスルーできそうです。

 

蛇足
皮肉を言えば、生成AIはドンピシャの回答が出ない点が魅力です。
唯一無二のドンピシャの回答を出すAIアプリが登場すると、
つまらなくなりそうです(笑)。

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