税金のテキスト「税大講本」がおすすめ!
最短・有料級のツール

有料級、つまり無料です。

マイナーなテキストですが、全国で長年利用され、
毎年更新されています。

カタクリ

税大講本 春にみかける一団

春らしい光景があります。

たとえば、小学校に入学したばかりの一年生。

身体とランドセルの大きさのバランスから
一年生とわかります。

あるいは、新入社員。

昼休みなどで同じ年代のスーツ姿がぎこちない
といった一団がみられたりします。

新人研修が始まる時期ともいえます。

ウェブで「エンジニア 研修 資料」などと検索すると
有名な IT 企業の研修資料や動画がヒットします。

企業にとっては業務上基礎的な内容なのでしょうが、
無料でアクセスできると驚かされます。

税理士事務所は一般には小規模な組織なので、
新人への手厚い研修は期待できません。

その一方で、課税当局は大組織でもあり、
毎年新人が加わります。

新人研修を組織的に継続して行っており、
テキストも作成されています。

税大講本」は一般にもアクセス可能となっています。

税大講本 最短・有料級のテキスト

税大講本は正式には「税務大学校講本」です。

課税当局の新研修用のテキストとして編集されています。

専門家養成や当局側が編集と重々しい印象ですが、
利用対象者は税金の素人です。

言い換えると、誰が読んでもわかるはず!
という内容に編集されています。

どのテキストも「基礎編」と銘打っていますが、
レベルが低いというわけではありません。

  • 無駄や誤解を読者にあたえない
  • 判断の基準となる知識の伝達

といった明確な編集方針となっています。

税大講本を基本テキストとしてとらえることで、

  • 曖昧な理解や誤解
  • 根拠不明な情報
  • 知識の欠如

といったことでの判断のズレを回避できます。

一読してみることがおすすめです。
 (「国税庁 税大講本」で検索)

税大講本 優先順位は明白

一読してみることがおすすめです、とは言ったものの、
軽く読めそうな印象は乏しい現実があります(笑)。

「税法入門」は税法だけでなく、財政や行政面から
税金の問題を扱っています。

大学の初歩的なテキストともいえる内容です。

所得税などの税目のテキストは基礎編とはいえ
専門知識の提示が続きます。

それでも各テキストの目次を眺めてみると、
税法の全体像や重点が見渡せます。

たとえば、下記は所得税の目次の一部です。

必要経費では以下のような図解もあります。

お金の動きではなく、債務が判断の基準と示されています。

ウェブの検索もChatGPTなどをAIを利用して
情報や知識を収集する手段も有効です。

一方で、既に確立された知識体系が明白であれば、
選択の優先順位は明らかです。

税金の基礎的な知識を得る最短ルートとして
税大講本はおすすめです。

一読してみることがおすすめします。

 

蛇足
「有料級」といえる資料や動画はウェブ上で
増え続けています。
問題は利用する側の意欲や根気のキャパシティが
追いつかないことです(笑)。

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