通帳データは帳簿の妥協点!?
頑張らずになんとかする一歩!
この記事の投稿は2月3日です。
一年が始まって、34日目です。
年末まで330日以上あります。
通帳データ 新年の誓いを再起動!?
2月上旬は真冬です。
一方で、節分となると日照時間の長くなってもきます。
春、心機一転を心に期しそうになります。
1か月前がお正月、心機一転したことを忘れ去りそうです(笑)。
- 日記
- 家計簿
- お金の管理 etc.
今年こそは達成する!と誓ったはずの目標が、
ぼちぼちお蔵入りしているかもしれません。
残念なことに、そうした時期と確定申告は重なります。
お金の管理と向き合う機会と再開する時期
ともいえます。
前年を振り返りつつ、今年のお金の管理についても
再起動してみることもできます。
通帳データ セミオートマチックの妥協点
確定申告で必要な書類といえば、
- 領収書やレシート
- 請求書
- 控除証明書
- 源泉徴収票 etc.
といったところがあげられますが、
- 銀行口座の通帳データ
が事業活動を把握する上で必須の資料となります。
通帳データには、
- 日付
- 金額
- 最小限の入出金関連情報
が第三者である金融機関によって作成されています。
帳簿上必要なデータは、
- 日付
- 金額
- 取引先
さらに消費税のデータというところです。
大雑把にとらえれば、
- 通帳があれば事業の経理が時系列で見通せる
ということができます。
通帳データが金融機関という第三者を介している点も魅力です。
日記や帳簿を自力で一から作成すると負担がありますが、
通帳データを利用すれば負担は緩和できます。
セミオートマチックでのお金の管理となります。
通帳に取引先や請求書などの資料を紐付けると、
大まかな取引記録が見通せます。
通帳のコピーに書き込みを加えることで、
事業の記録ともなります。
心がけを強くして頑張ろうとしても続かないことも、
通帳データの利用で変えられる可能性があります。
通帳データ 留意点と限界
通帳のコピーをとって、メモを加えるだけであれば、
とりたてて頑張らずとも実行できそうです。
なんとか一歩先に進みたいけど、どうすればいいのか?
という段階では選択肢になります。
とはいえ、通帳データだけを利用するお金の管理には
留意点や限界があります。
留意点として、
- ため込むと曖昧な記憶に翻弄される
- 複数の通帳があると工数が増える
- 会計ソフトなどへの反映は別途必要
限界や欠点としては、
- 精算の結果だけが通帳に反映されているとわかりにくい
- 現金取引の件数や金額が多いと取引が把握できない
- カード取引では総額の把握にとどまる
- 月ごとの業績や変動がわからない
- 事後的な把握にとどまる
といった指摘ができます。
お金の管理のとっかかりとして通帳データを把握して、
欠落や限界を補う必要があります。
お金の管理で足踏み状態だけど、なんとかしたい!
という方の一歩前進に通帳データが利用できます。
蛇足
紙の通帳のコピーを利用する場合、
- A4サイズでコピー
- 各月ごとに線引き
- 私用や家事分を取り消し線処理
といった下準備からスタートします。
副業や取引件数が少ない場合であれば、
処理の目途が立ちやすくなります。
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