資格をとった後はもっともっと勉強時間が増えますよ 総合格闘技より不意打ち対策!

うれしい悲鳴かもしれません。


裏も表も知っておきたいものです。伊右衛門。

もっともっと勉強 すぐに弾けた泡のような期待

税理士資格をとる前は、税理士になった後もそれなりに勉強が必要かと
漠然とイメージしていました。

がっつり0から勉強するというよりは、税制改正などを微調整として
キャッチアップしていけばいいのかと思っていました。

資格を取得することが大きなプレッシャーだったので、無意識のうちに
将来の負担をみないようにしていたのかもしれません。

そうしたふわっとした期待は、資格取得後の転職で泡のごとく弾けました(笑)。
(私は税理士資格取得時は通信会社で勤務していました)

もっともっと勉強 総合格闘技じゃなく不意打ち!

転職した後で実感したのは圧倒的なインプットの不足でした。

知識や情報といったインプットも不足していましたが、
経験や体験といったインプットも欠けていました。

税理士資格の取得は厳しいハードルですが、それでも際限があります。

簿記の試験ならばどれだけ難度が高くとも簿記の問題です。

創業融資の書類作成や社会保険の手続き、果ては成年後見制度などを
一挙に問われるわけではありません(笑)。

表現を変えると、
・資格の取得=スポーツ
・実務の問い合わせ=総合格闘技
といったイメージがあるかもしれません。

実務で求められる問い合わせは、総合格闘技というより不意打ちです(笑)。

理解や処理のための難度が高かったり、説明が込み入ってしまう問い合わせ
ばかりが厄介なわけではありません。

知っている・理解しているはずの内容でも、お客様に適切に伝わるかは
別途考え直す必要があります。

もっともっと勉強 アウトプットはセーフティネット

資格をとった後に転職して、意外によく読むようになった本は
経理の入門書です。

簿記の知識だけなら試験勉強で充分(過剰!)です。

仕事上、経理の入門書を読むようになったのは、知識の不安ではなく
お客様へのアウトプットでの不安が強くなったからです。

税理士とお客様とでは経理でも税務処理でも、
・知識
・経験
・処理の影響が及ぶ範囲やとらえ方
・処理に欠ける労力やコスト
といった面でギャップがあります。

同じ問題を取り扱っていながらもギャップがあれば、
誤解やトラブルが起こりえます。

問題をこじらせないためにも適切なアウトプットの勉強が
重要になります。

言い換えると、専門家なら「当たり前」とスルーしがちな内容も
丁寧なアウトプットをするという視点では課題になります

ブログでの発信といった機会は、そうしたアウトプットや
アウトプットのトレーニングの一環ともいえます。

適切なアウトプットは、受け手にも発信側にとっても
セーフティーネットになります。

 

蛇足
ブログやTwitter などのSNS、音声配信、YouTube、ウェビナーと
アウトプットの機会が増えています。
それぞれに魅力がありますが、ふわっとした期待だけでは
続きません(笑)。

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