税務相談では詳細と概要どちらを優先か?

相談や説明の「解像度」や「粒度」を確かめておくことは
話のピント外れ防止につながります。

税務相談では詳細な説明もあれば、概要にとどめることもあります。

どちらを優先するか?という判断は税理士だけでなく、
相談する当事者の判断も大切になります。

どちらか ピントの調整が課題

税理士のメイン業務である税務相談はAI隆盛の時代であっても
相談者と向かい合って課題を話し合うことに変わりありません。

ZOOMなどを利用したオンラインミーティングとなると、
かえって向き合う感覚が強まります(笑)。

他方、向き合い同じ課題を検討・説明しているとはいえ、
相談者と税理士のピントが同じとは言い切れません。

相談者と税理士の理解・知識・経験の差もありますが、

  • 詳細な内容と概要、どちらにピント当てているのか?

といった点で両者にズレがあるかもしれません。

どちらか 詳細がベターか?

一般的には相談や説明は個別・具体的な詳細がベター、
優先すべきという前提があります。

事業経営で継続的に関与している経営者と税理士では
詳細な税務相談が中心となります。

一方、単発・初回・短時間といった税務相談では、
制度の概要や一般的な回答が中心になりがちです。

詳細な検討や回答は不可能ではありませんが、

  • 相談者の知識や理解
  • 他の要因や選択肢の検討
  • 事後的なフォロー

といったことを考慮して概要にとどめる判断もあります。

たとえば、消費税の取り扱い。

これから事業を始める方に消費税の対応をと問われた場合には、
制度の概要をお伝えすることが優先です。

一方、事業を開始する以前ではあっても多額の設備投資を予定
という場合にはもっと踏み込んだ説明が必要となります。

どちらか 回答の水準はズレていないか!?

税務相談は税理士の提供するサービスですが、

  • 相談当時者が期待している回答の水準を断言できない

といった問題を抱えてもいます。

税務相談では回答の結論だけをパッと提示して終了する
とは限りません。

むしろ、相談が発生している経緯や状況をヒアリングしつつ、
現状で優先する回答を検討することになります

税理士は話が長いと思われるかもしれません(笑)。

税務相談では相談者の期待と異なる水準の回答もあります。

期待している回答との不一致やズレを感じた場合には、
税理士に違和感を伝えることがおすすめです。

 

蛇足
アイキャッチ画像は外出時に撮影した「テッポウユリ」です。
毎年お盆前の真夏にパッと花が咲きます。
フワッとしていますが、撮影者よりも夏の炎天下に強いようです(笑)。

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