毎年の税務会計処理が覚えられない!?
どこから・何から逆算して仕切り直すか?
そう言われてみれば…、なんとなく記憶があるような?
といった手続きや処理の記憶があるかもしれません。
年末調整や確定申告などもその例になります。
大事な処理のはずなのに覚えられないもどかしさがありますね。
毎年のこと 忘れてはいないが…?
10月になって外出すると、様相の変化に気付かされることが
急に増えてきます。
紅葉、衣替え、冬物衣料、翌年の手帳やカレンダーの販売
といった年末や翌年以降に関心が集まります。
「年末調整」や「確定申告」の文字を目にする時期でもあります。
毎年の光景ではありますが、記憶が曖昧かもしれません(笑)。
お金、税金が関連している大事な手続きのはずですが、
ぼんやりした印象かもしれません。
毎年のこと 覚えられない背景と影響
年末調整や確定申告の手続きや処理は、
- 全体の仕組みを理解していない
- 個々のデータや書類のつながりを確認していない
- 余裕のない状況で手続きや処理に追われる
といった状況があると曖昧な記憶しか残りません。
なんだかバタバタしている間に終わって、また来年(笑)。
とりあえず期限に間に合えば最低限の目標は達成ですが、
他の業務へのしわ寄せやトラブルの対応まで手が回りません。
手続きや処理を覚えていない、曖昧なままでは、
業務の改善のしようもなく手詰まり感があります。
毎年の手続きや処理であっても、仕切り直しがおすすめです。
毎年のこと 逆算して仕切り直す
年末調整では各種の申告書の作成や収集、転記の処理があり、
確定申告では帳簿の作成から決算書・申告書の作成があります。
個々のデータや資料の収集、入力や転記、提出だけを
期限に迫られてこなしていくとつながりがみえません。
仕切り直すのであれば、
- 年末調整:源泉徴収簿の作成
- 確定申告:決算書・申告書の作成
といったゴール段階での成果から逆算することが優先です。
個々の手続きや処理のつながりを見失うことがなくなります。
手続きや処理を終えた後で振り返る余裕があれば、
次の機会を想定した準備につながります。
蛇足
アイキャッチ画像はモンブランです。
10月は秋の味覚の栗とハロウィンが重なる時期です。
季節やイベントとは関係なく美味しくいただきますが(笑)。
蛇足2
2024年(令和6年)10月は郵便料金の値上げがありました。
パソコンでもCDやDVDを読み取る機会が減ったこともあり、
書店での年賀状作成雑誌が急速に減った印象があります。
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