9月から経理を本格的に始める!
きっかけはふるさと納税?、インボイス?
きっかけや転機、ご縁は大切です。
問題はそうしたきっかけんなどに気づいていない
といったことだったりします。
9月から経理 始まらない夏!?
2023年(令和5年)の夏は全国的に猛暑が続いています。
日中の最高気温が35°cにを超える日も珍しくないので、
終日エアコンを稼働している状態が続きます。
暑さもありますが、8月は中旬にお盆や夏季休暇があったり、
そわそわして落ち着かない印象があります。
私が税理士試験を受験中の頃は8月上旬の試験終了後、
ダラダラと「放電」状態で過ごしていました(笑)。
8月は何かを始めるタイミングと合わないかもしれません。
一方で、9月はガラッと印象が変わります。
子供の頃からの刷り込みが残っているためか、
- 9月からスタート!
という認識は根強いといえます。
9月以降は残り日数が121日と1年間の1/3でもあり、
その後は年末・新年となります。
9月から経理 これがきっかけ!?
9月からスタートを税務会計からとらえることもできます。
個人事業主であれば、確定申告が必要です。
申告・納税といった最低限の義務だけを目的とする場合であれば、
翌年以降でも対応できます。
一方、対応の先送りが残念な結果になることもあります。
たとえば、ふるさと納税。
会社勤めでの給与所得者であれば、ふるさと納税の限度額は、
前年の給与より想定しやすいと言えます。
事業者は経営の動向次第で限度額が変動します。
事業者の完璧なふるさと納税の限度額の算出は困難ですが、
経理状況が確かであれば概算の算出は可能です。
あるいは10月から始まる消費税インボイス制度。
免税事業者には「2割特例」といった税負担軽減措置もありますが、
後手に回ると想定外の税負担と向き合うことになります。
結果としての納税負担が同額であったとしても、
資金繰りにシワ寄せがくる可能性もあります。
9月を一時点・ピンポイントでとらえるのではなく、
- 9月以降から年末・新年へ
といった範囲での検討がおすすめです。
9月から経理 フォローで成果につなげる
9月から年末・新年を想定してみると、時間に余裕がありそうです。
経理処理に慣れている経営者であれば、
- 日常の処理
- 月次の処理
- 確定申告の着地見込み
- ふるさと納税等の年内対応
- 翌年の資金繰り etc
といった対応をとることが想定できます。
「慣れている」場合であれば、という条件付きです(笑)。
9月以降の121日間は長期間とは言えません。
しかし、成果が得られないほどの短期間とも言えません。
ふるさと納税やインボイス制度が経理処理を本格的に始めるきっかけになる
ということもあります。
何をきっかけにするかは問題ではありません。
スタートすること、その後のフォローで成果につなげることとなります。
蛇足
アイキャッチ画像は私の実家で栽培中の菊です。
8月はお盆の墓参りがあったりするので菊を見かけますが、
9月は「重陽の節句」で菊を見ることになりそうです。
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