天候リスク対策も業務の効率化です!
雪害対策とデジタル・オンライン対応

「雪」という字から「風情」・「季節感」を連想するより
「白い悪魔」を実感する状況で仕事をしています(笑)。

どうしようもないこととどうにかできることの折り合いは
仕事上避けては通れないテーマです。

積雪と24時間後

天候リスク わずかな雪でも変化する

どれだけ暖かい年といったところで冬は冬、雪国は雪国です。

2023年(令和5年)12月、私の住んでいる石川県でも雪が降りました。

能登地方では停電が大規模に発生する問題も発生しているようです。

それでなくとも、わずかな積雪でも生活や仕事は左右されます。

たとえば、移動。

地方は車社会です。

移動の自由は車の利用があってこそ成り立っています。

雪が降ると積雪により路面が凸凹、道幅が狭くなるだけでなく、
渋滞が悪化して、さらに事故が増加します。

何より車を始動する前に除雪が不可欠です。

眼の前にある車に乗り込んで始動する前の除雪で疲れてしまい
「本日の業務終了」と言いたくなることもあります(笑)。

天候リスク どうしようもないとどうにかできる

冬だから雪国だから雪による行動の制約は仕方ない
という割り切りは必要です。

とはいえ、すべてどうしようもないと投げ出すこともありません。

どうしようもないこととどうにかできることを分けてみます。

■どうしようもないこと

  • 冬に雪が積もる
  • 除雪が必要となる
  • 路面が凍結する
  • 配達・郵送の遅延が生じうる
  • 天候悪化による交通事故が増加

■どうにかできること

  • 外出する機会を減らす
  • 代替手段を用意しておく
  • スケジュールに余裕をもたせる

たとえば、対面だけではなくZOOMでのオンライン打ち合わせの利用。

移動のリスクをゼロに近づけることができます。

また、オンラインでの打ち合わせを想定しておくことで、
ペーパーレス化ともつながります。

普段であればどうということもない郵送の手続きや事務用品の補充も
積雪時には思わぬトラブルの要因です。

ペーパーレス化がコストだけにとどまらない効果に影響します。

キャッシュレス決済、インターネットバンキングの利用も同様です。

銀行に出向く機会を減らすことが天候リスク対策にもなります。

天候リスク 日常の改善が非日常をカバー

積雪によりトラブルが生じる、日常生活に支障をきたす期間は
年間でとらえればわずかであり「非日常」といえます。

反面、トラブルが起きる可能性が集中します。

「非日常」に限定した対策は先延ばしがちになります。

「暑さ寒さも彼岸まで」といったところです。

日常の生活や業務での改善で「非日常」のリスクを回避する
といった可能性もあります。

オンライン打ち合わせやペーパーレス化、キャッシュレス決済は
天候リスクが避けられないこそ役に立ちます。

どうにかできることを取り入れていくことがおすすめとなります。

 

蛇足
積雪時の車での移動では発進前の除雪も困りものですが、
駐車時の場所の確保も必要だったりします。
車に積もった雪を払い除ける「ワイパー」も車内に用意しますが、
状況次第では「スコップ」も車内に準備しています。
残念ながら準備が役に立った経験が多々あります。

蛇足2
アイキャッチ画像は12月23日(左)と24日(右)の私の車の状況です。
とりあえず車に乗り込める状況にたどり着けました(笑)。

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