税理士の仕事は経営者のサポーターです!
令和6年だから租税教室の内容を更新する!
税理士の仕事って何ですか?、と大の大人に聞かれたら、
ケンカを売ってるんじゃないか?と勘ぐってしまいます(笑)。
一方で、小中学生に同じ質問されたときに応えられるか?
慌てたくはありません。
誤解のない自己紹介を考える機会が必要です。
税理士の仕事 自己紹介も伝える
「租税教室」は知る人ぞ知る税理士が関わるイベントです。
つまりは、知らない人は知らないわけです(笑)。
私が小・中学生のときや地域では開催がなかったようです。
税理士といっても支部に所属している税理士が多い場合には、
関わる可能性が低いかもしれません。
地方かつ租税教室の開催割合が多く、税理士が少ない場合、
登壇の機会は相対的に多くなります。
租税教室はセミナーや研修ではなく、授業の一環です。
授業で言及されている税金に関連した内容を伝える
といったことが中心です。
さらに、税理士が登壇することもあり、
- 租税教室では税理士の役割を紹介する!
といったテーマもあります。
税理士の仕事 経営者のサポーターに絞る
租税教室は1コマ45分です。
小・中学生のときは長かったという印象でしたが(笑)、
登壇者になってみると、短すぎる!という実感です。
何かしら成長があったのかもしれません(笑)。
授業の内容に沿った税金の仕組みや役割の説明は、
時間の制約もあり込み入ることはありません。
他方、税理士ってどんな仕事なのか?という紹介は、
工夫の余地があります。
私は税理士の目立つ仕事として、下記のように紹介しています。
- 経営者のサポーターをしています!
相続税や確定申告期に地域の方の申告もサポートしますが、
あえて対象を絞って伝えるようにしています。
伝える内容も節税提案を積極的に後押しする!ではなく(笑)、
経営者の担う幅広い役割を補う面から強調しています。
- 営業・販売・クレーム対応
- 企画・開発
- 製造
- 人事・労務・教育
- 経理・資金繰り etc
伝える内容を絞りつつも、税務申告業務だけにならないよう
ことばを補っています。
2024年(令和6年)、私の住む石川県では「令和6年能登半島地震」が
最大の事件となっています。
復旧復興では「なりわい補助金」への期待があります。
被災事業者にとっては有望な選択肢です。
融資と補助金では事後の資金繰りに違いが生じます。
とはいえ、補助金の申請であっても必要な書類では、
融資の申し込みと重なります。
たとえば、事業計画書や決算書・税務申告書。
過去の経営を反映した決算書や申告書も今後の事業のサポートも
税理士が関わる業務といえます。
税理士の仕事 大人向けの租税教室は?
「税理士は経営者のサポーター」という紹介は複雑ではありません。
反面、ことば通りに無条件で機能しているとは言えません。
記帳代行や年一決算・申告だけでの税理士とのやりとりでは、
サポートといっても部分的な対応にとどまります。
税理士に業務を依頼しているとっても、内実がともなわないと
誤解や期待外れになります。
税理士に業務を依頼する・しているという場合であっても、
どのようなサポートを期待できるか?、確認が必要です。
大人のため・経営者向けの租税教室は教室ではなく、
個別面談でお受けしております(笑)。
蛇足
アイキャッチ画像は事務所近くで撮影した写真です。
山野に自生しているので、手入れはされていませんが、
毎年きれいに花が咲いています。
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