ゼロゼロ融資から借換の利用へ!
「コロナ借換保証」が検討対象
外からくるトラブルは選り好みできません。
利用できる選択肢を臨機応変に検討する機会が増えます。
ゼロゼロ借換 トラブル原因は増加
2022年(令和4年)12月、コロナ感染は収束の気配がみえません。
期待されたワクチン接種の効果も4回、5回と重なると、
自分が何回接種したかも忘れそうなほどです(笑)。
コロナ感染が収束しない状況に加えて物価上昇も進んでいます。
原油高などの状況で2023年(令和5年)からの電力料金の値上げも
明らかになっています。
残念なことにインバウンドの本格的な回復には至っていません。
そんな状況下でも忘れられないのが「ゼロゼロ融資」です。
ゼロゼロ借換 「コロナ借換保証」
2020年からの感染対策として「ゼロゼロ融資」は効果を発揮しました。
コロナ感染による経済停滞の状況下であっても、
事業継続を支える要因になりました。
一方で、融資には「返済」がともないます。
とはいえ、前述のように経済状況は明るくはありません。
「コロナ借換保証」はそうした状況下に対応した措置です。
2023年1月10日よりスタートします。
制度の概要は以下の通りです。
手続きイメージでも「経営計画書」や「伴走支援」が強調されています。
「経営計画書」の構成は以下の通りです。
見開き1枚のシンプルな構成です。
左ページでは「現状認識」と「財務分析」に焦点が当てられています。
「ローカルベンチマーク」を利用します。
右ページでは借換後の将来に焦点が当てられています。
記載項目や分量だけをみると多くはありません。
しかし、記載内容に説得力をもたせるためには裏付けが必要です。
シンプルな書類であっても作成が容易とは限りません。
帳簿の作成状況や経理処理の確かさ・適時性を確かめる機会となりそうです。
ゼロゼロ借換 ローカル版借換保証 in石川県
「コロナ借換保証」にはローカル版もあります。
たとえば、私の住んでいる石川県。
「コロナ借換」だけでなく、「原油等高騰借換」も対象となります。
借換の要件となる売上高の減少では前述「コロナ借換保証」より緩和されています。
ゼロゼロ融資の返済にともなう借換制度が拡充されてきています。
コロナ禍からの復活もままならない状況下での物価高と
先行きが見通しにくい状況が続きます。
借換制度の利用の検討も事業継続に必要な時期かもしれません。
■関連
蛇足
石川県には国際線を扱う小松空港があります。
(能登空港は国内線のみ)
2023年4月から台北便が復活するようです。
ソウル・上海便も早く復活してほしいところです。
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