クロ現”コロナの借金”が返せない!? 補足と追加情報(非公式)

「非公式」です。念のため。


トンボ

補足と追加 ついに一般的な話題になった

いつか問題になる・後々厄介なことになるといった認識は
業界関係者の間では早くから共有されていたりします。

たとえば、2023年(令和5年)10月から始まる消費税のインボイス制度。

あるいは、コロナ融資の返済。

2020年のコロナ禍に対する経済対策での「ゼロゼロ融資」の返済が
企業経営での問題となることは専門家筋では予想されていました。

大手メディアではいつ取り上げるのかと思っていたところ、
2022年(令和4年)7月6日(水)NHKの「クローズアップ現代」で
特集されました。
(「クロ現 コロナ 融資」で検索)

  • ”コロナの借金”が返せない!? ゼロゼロ融資・42兆円の反動

詳細な内容はウェブより該当サイトより確認できます。

この記事では、上記の番組にこれまでのブログでの内容などで
情報の補足と追加をします。

補足と追加 補足と追加情報(非公式)

30分に満たない放送枠で、これまでの経緯・現状と見通し・対策と
情報が詰め込まれた内容でした。

なんだか大変だな、ということは伝わります。

反面、一つ一つの情報は断片的になります。

ちょっとした情報の補足と追加が有効になります。

「ゼロゼロ融資」は番組タイトルでもあったので説明されましたが、
関連情報への言及はわずかでした。

たとえば、「事業性評価」。

番組では金融機関(城南信用金庫)が企業の支援をするために
利用するツールとして言及されていました。

ゼロゼロ融資以外でも融資で登場する考え方です。

ブログでは「ローカルベンチマーク」の紹介でとりあげました。

番組では中小企業の再生もとりあげられていました。

再生の3段階として、下記が示されていました。

  • 自主再生
  • 財務・事業の再構築
  • 事業をたたむ

自主再生の段階では「伴走支援型融資」が関連します。

財務・事業の再構築では「事業再生ガイドライン」が関連します。

ブログではとりあげていませんが、番組で紹介されていた内容では
下記も参考になります。

  • よい仕事おこしネットワーク ← 信用金庫間でのビジネスマッチング
  • 経営者保証のガイドライン(中小企業庁)

補足と追加 まずはここから

放送ではコロナ融資の返済での厳しい状況が紹介されていました。

一方、経済全体の動向やイメージは必ずしも個々の経営と一致しません。

具体的な経営状況を知ることが最優先です。

一般論や雰囲気に翻弄されないためには、足元を固める必要があります。

 

蛇足
「人の褌(ふんどし)で相撲を取る」は良い意味ではありません。
とはいえ、中学校・高校時代に出場した相撲大会では
借り物のまわしを使っていました(笑)。
マイまわしでリアルに相撲を取る方は希少ですね。

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