AIでPythonのプログラミングをサポートする! AI Programmerで実験
SF世界が現実に入り込んできていますね。
AIによるアシストを試してみました。
AIでPython どう調べる?
勉強をした後でも、試験に合格したからといっても
調べる・学ぶことに終わりはありません。
私が行っている税理士の仕事でも「調べる」は必須です。
- 本・書籍・雑誌
- 法律・通達
- 判例 etc.
現在では、紙媒体に加えてウェブなどのデジタル媒体も
欠かせない調べ物の典拠になっています。
税理士などの税務会計業務は、
- いずれAIによって駆逐される
とはいうものの、アナログ・デジタルのリソースをもとに
人が調べて処理を進めるという現状です。
税務会計とは別の分野では、AIの出番や存在は強まっているようです。
たとえば、プログラミング。
AIでPython AI Programmerで実験
プログラミングの習得といえば、
- 座学(テキスト・スクール・オンライン教材)
- 「写経」
- リスペクト(笑)
- 自力で試行錯誤
といった定番があります。
定番とはいえ、優先順位があります。
私は専門的なプログラマーになるつもりはなく、
学習に時間や労力を投入できるわけでもありません。
負担を軽くするために、上記の方法に加えてAIのアシストを利用する
という選択肢も有力になります。
「AI Programmer」は手軽に利用できる点で魅力があります。
- ウェブサイト上で利用できる
- 日本語で指示が出せる
- 生成されたコードをコピーできる
- 無料で利用できる(2022年令和4年10月現在)
対応しているプログラミング言語は以下の通りです。
これまでに実行した成果と比較してみます。
課題は、JSONファイルのCSVファイルへの変換です。
(PythonでJSONをCSVにサクッと変換!)
以前の試みでは、ウェブや本からのコードを参考にしました。
今回「AI Programmer」を利用して生成したコードは以下の通りです。
上記のコードをコピーして、Google Colabratoryで実行します。
(ファイル名のみかえてあります)
結果は、無事成功!でした。
前回と同様に「文字化け」も再現されていました(笑)。
AIでPython AIの限界なのか?
文字化けも解決したい課題です。
前回はExcelの機能を使って文字化けを解消しました。
今回はAIに指示を出してみます。
上記のコードを試すと、エラーが出ました。
とりあえず、'shift_jis'を'utf-8'に変更してみると無事成功しました。
課題終了といきたいところですが、終わっていません(笑)。
上記の処理は文字化けを解消しただけです。
文字化けを解消した後のファイルが利用できる状況ではありません。
さて、どうしたものか…?
現状では試行錯誤中です(笑)。
「AI Programmer」の問題ではなく、私の側に問題があります。
指示を出してコードを生成した場合でも、ドンピシャで解決とは限りません。
上記でも生成したコードの一部を変えたように調整が必要です。
言い換えると、
- コードの意味を理解できることでAIのアシストが活用できる
という前提があります。
「AI Programmer」は魅力です。
とはいえ、プログラミングの知識や理解が不要というわけではありません。
AIを効果的に使うだけの準備や前提が必要というわけです。
そんなわけで、新たな課題に向き合っています(笑)。
蛇足
実行可能なコードを生成してくれるAIも魅力ですが、
ポンコツなコードを直してくれるAIもできてくれんかなー
と欲が膨らんでいます(笑)。
AI Programmerでは真っ当なコードの日本語解説機能もあります。
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