実家の親のパソコン利用
スローステップです。
テンキーは不要だったかなー
実家の親のパソコン利用 マウスを使わない
これまでに、実家の親のITスキルを上げることをとりあげてきました。
(実家の親とITスキル、実家の親のパソコン設定)
今回は、設定したパソコンを利用していくスタートをとりあげます。
パソコンの設定では、デスクトップの設定で気が散らないよう配慮した設定をしました。
同じような配慮として、パソコンを利用する際に使わないものも決めておきます。
マウスを使わないこととします。
一見利用の敷居を下げることと矛盾する印象かもしれません。
画面上のアイコンをマウスで操作する方が一般的ですし、簡単だと思われています。
しかし、パソコンを利用するときにマウスだけで操作は完結しません。
また、キーボードとマウスと操作が二系統に分かれるので集中力も分散します。
キーボード付属のパッドを利用することとします。
画面上のマウスポインターのサイズを大きくしておく設定のことは、以前の記事でもお伝えした通りです。
実家の親のパソコン利用 当面の目標の起動とシャットダウン
まず、起動とシャットダウンを覚えてもらうことです。
一般の家電や車と違うことを理解してもらいます。
(起動スイッチとシャットダウンの非対称も、不便な印象の原因です)
とくにシャットダウンは、パソコンを使い始めた方にとってはストレスを感じやすいようです。
・電源をオフにする一般の家電とまったく異なる非対称性
・「ウィンドウズ」左クリック→右クリックでシャットダウンを表示→表示されたシャットダウンを左クリックで選択、で混乱する
左クリックと右クリックはパソコンを使っていくうちになれる操作ですが、使い始めの時期には操作のかく乱要因です。
対策として、ショートカットでのシャットダウンを伝えます。
・シャットダウン:Alt+F4
ショートカットの方が難度が高いというのは、マウス操作の方がと簡単いう思い込みです。
使い始めのころにキーボード操作を中心にした方が、シンプルに伝わります。
実家の親のパソコン利用 まずウェブへ
パソコンの利用では、まずインターネットの利用からスタートします。
パソコンの設定時に閲覧ソフトをクロムにしておくことで、気が散ることも無く利用しやすくなります。
メールの利用やウェブの利用を進めていただきたいところですが、無理は禁物です。
スマホやタブレットとは違い、パソコンではキーボードが使えるかどうかが今後の利用の分かれ目になります。
ウェブでタッチタイピングのサイトを探して「お気に入り」に登録しておいて、キーボード操作のトレーニングの準備をしておきます。
自分でキーボード操作ができること、パソコンを使えるという実感をもってもらうことが最優先です。
蛇足
パソコンのシャットダウンの方法に特段の進歩が無いのは、理不尽と言うべきかもしれません。
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